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次の日









『じゃあ、行ってきます』







威「気をつけてな。あぁ、そうだ」







威都紀はなにか思い出したように言った





威「今日は日が暮れたら出かける。だから、帰ってきた時はいないかもしれない」








『分かった』







威都紀の言ったことを聞いて、私は屋敷を出た









━━━━━━━━━━━━━━━







『はぁ…久しぶりはきつい…』








1ヶ月ぶりに町におりた訳だが、屋敷に連れてかれて鬼殺隊として動かなくなってから何ヶ月も鍛えていないため、体力が低下して息切れがすごい









『とりあえず、月子の所に』









月子がきっと心配している。だから、真っ先に月子の家に向かった





























月子の家の前








コンコン









「お姉ちゃん!誰か来た!開けてもいい?」







「だめよ、とりあえず着替えてらっしゃい」









扉の向こうから聞こえる子供のはしゃぐ声としっかりした大人の女性の声









ガラッ









月子「はーい、どちらさ…ま」






月子は玄関の戸を開けて私を見たら固まった





『月子、久しぶり。ごめんね。1ヶ月も…えっ、ど、どしたの?ごめん勝手にきたから怒ったの?ほんとごめ』





月子の目からはじわじわと涙が溢れてきて動揺して咄嗟に謝った









月子「うぇえぇ…Aが…ずっと……ごな"い"がら"あ"っ!!」








『おわっ』







急に抱きついてきた月子







ぎゅうっと抱きついてきた月子を私は抱きしめ返した









『ごめんね。ちょっと1ヶ月ここに来れない事情があって。』







月子「うん…ほんとによかった…安心した」









鼻をすする音がして、ちょっと濁点の入った言葉で月子は言った









月子「…今日はもう離さないからね」









『笑。なにそれ、恋人同士みたいな事言って笑』







月子「うひひ、当たり前!Aのことは大好きだから」









『ふふ、ありがと』









目が少し赤くなってる月子が私を見て微笑んだ









(私も月子こと大好きだよ)









照れくさくて月子の前では言えないけれど









私は歩いていく月子の背中を見て心の中で呟いた

26→←※この作品の補足



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有汰(プロフ) - りぃさん» あけましておめでとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます!頑張ります!! (2020年1月1日 2時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - あけましておめでとうございます!!これからも更新頑張ってください!応援しています!! (2020年1月1日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - りぃさん» そんなっ理想の小説だなんて……(照)笑。ほんとにありがとうございます!頑張ります。まだまだ続くのでどうかよろしくお願いします! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - はなさん» 初コメありがとうございます!切ない感じが好きで頑張ってやってみてますが、やっぱり難しくて苦戦中です笑ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 10時) (レス) id: bd10c4264a (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 初めから読ませてもらいました。まさに理想の小説です!更新頑張ってくださいね!! (2019年12月30日 0時) (レス) id: 07b8e63db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有汰 | 作成日時:2019年12月2日 7時

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