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ピリリリリ
携帯が鳴る
『、はい、Aです』
ジ「検査は終わったか？」
『はい、終わりましたけど…』
時間はまだ10時
ジ「すまないが、今轟家族が全員来ているらしい。準備していてくれ。直ぐに向かう」
そう言われて電話が切れた
全員、燈矢以外全員だろうか…
私は父にジーニストさんが来ることを報告して、できるだけ病衣を隠すような大きめの上着を着て待っていた
ジ「失礼します。ミネ、準備はいいか」
『はい、…あ、ホークス、さん』
ホークスは手をヒラヒラをさせる
ホークスは頭に包帯を巻いてマスクのようなものをしていた。
ホ〈お久しぶりです。今声がやられてるのでこうやって話すしかなくて〉
ホークスの携帯のタップする音と共にAIのような音声が流れる
ジ「娘さんお借りします。」
ジーニストさんは私の後ろに回り、車椅子を押してくれる
ホークスの今の状態については触れる時間をくれず部屋から出された
ジ「今日の検査はどうだった？」
後ろから声がする
『あ、えっと…とくに問題なくでした。エコー写真初めてもらって』
ホークスの事を考えていたら返答が遅れてしまった
ジ「そうか、それは良かった」
ホークスは顔色一つ変えずに私の横を歩いてる
私は彼を見上げるけど気づいてないようで
…会ってからずっと違和感があったけれど、
今気づいた。
彼の羽が見えない。
背中には服越しに少し山が出来ているけど、彼のいつもの羽は服に治まるものじゃない。
彼の羽がない理由…
こんなに包帯が巻かれている理由…
ギュッ
ホ「？？」
私がホークスの袖を掴むと不思議そうな顔でこっちを見た
目が合った瞬間、私は個性を発動
『っ、』
ホ〈あーこりゃあ見られた〉
あちゃ〜と、ホークスは頭を抱えるようなポーズをした
彼の生い立ちから今までの記憶が流れ込む
彼の過去、そして今の状態の理由、それがわかって涙が頬を伝った
まず触れないといけないのは、彼の今の事
彼の袖を掴んでいた私の手は更に強く、彼を離すまいと袖を握った
『燈矢がごめんなさいっ』
ホ〈泣かないで！？大丈夫大丈夫！俺大丈夫だから！！〉
ホークスはあわあわと慌てる
ホークスがこんなになったのは燈矢がした事だったのが分かった。彼の羽はほとんど焼けてしまって、体全体も火傷を負った。
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
