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轟家に話したように、全て話した
『記憶を読む個性。私が知る限り、私しかいません。受け継いだ家族ももういません。いたとしても、普通は数年前からしか見られないと聞いています。私は特別強く、相手の生まれてからの記憶が見えます。私は、彼の記憶を読んで同情し、助けたいと思った。救いたいと、思いました。事の始まりはこれでした』
「救いたいって…本当に救えるんですか」
「ミネの力で止められないでしょ」
『…その通りです。私が彼を力で止めることができません。彼を止めるには轟家の力や他のプロヒーローの力が必要になります。止めてもらってからの話になりますが、その時には全力で彼をヴィランという道を止めたい。何年、何十年かかるかもしれませんが、』
「役に立たないじゃないか」
『…私の個性は記憶です。誰よりも、本人と同じように感じられるのは世界で私だけです。彼の父でも母でも、共にすごしたであろうヴィランでもない。私の特別な個性だからこそ、彼に寄り添える。そう思ってます。彼も私を信じてくれていたからこそ、ここに無事で皆さんの前にいます。』
「もし、荼毘じゃなかったら？相手が違うヴィランだったら、同じ事してましたか」
『ずっと閉ざされた部屋にいたため、他のヴィランと関わった人数は片手に入るほどでした。彼らもそれなりのモノを抱えていました。ですが、彼らは途中から会わなくなり、荼毘と過ごす時間が増えました。もし、相手が分倍河原でも、私は同じく救いたいと思います。』
「分倍河原でも好きになった、と？」
『そういうことではなくて。今まで、色んなヴィランを見てきました。ヴィランにならざるを得なかったヴィランもいました。そういう彼らは変われる可能性がある。私はそのヴィランたちを中心に、心から寄り添ってきました。その数は数百人に及びます。実際変わった人達がたくさんいます。』
「それはそうかもしれないけど、」
『ただ…たまたま好きになった人がヴィランである荼毘だった。…轟燈矢だった。それだけです。できるなら、分倍河原、トガヒミコ、救えるなら救いたかった。ですが、分倍河原はもう居ません。トガヒミコは、私が諭した所で、変わる相手じゃないと経験した中で感じています。』
私は会見したことがなかったため、気持ちが伝わってるか分からないが、自分なりに言葉にして伝えた
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有汰(プロフ) - lokilokiさん» ええええええ！！いやいや！超馬鹿です！！なんか嬉しい！ありがとうございます！！嬉泣 (2023年2月19日 16時) (
レス) @page35 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 面白すぎる!!貴方は天才ですか⁉ (2023年2月18日 23時) (レス) @page33 id: 1aee02cf1e (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - たまごおいしいさん» ありがとうございます！！泣。ご期待に添えるように頑張りたいと思います！！！ (2023年2月14日 19時) (レス) @page31 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
たまごおいしい - つ…続きがすごく気になります。私の推しなのでとても嬉しいです。お身体に気をつけつつ頑張ってください。応援しています。 (2023年2月13日 0時) (レス) @page28 id: fe5976e051 (このIDを非表示/違反報告)
有汰(プロフ) - 霜凪さん» そんなっ！恐縮です…。(嬉泣)めっちゃ夢主ばっかりで申し訳ございません。頑張ります！ありがとうございますっ！！ (2023年2月1日 22時) (レス) @page20 id: b91b798f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有汰 | 作成日時：2023年1月22日 13時
