第60Q ページ10
ー放課後ー
〜A〜
｢お……美味しい……(*´ `*)｣
白玉抹茶プリンは予想を遥かに超えて美味しかった
ほっぺたが落ちる
赤司｢喜んでもらえて何よりだ。ところで……なぜお前達までいる｣
実渕｢やーね。征ちゃんばっかり抜け駆けさせるわけないじゃない｣
赤司｢誰がいつ抜け駆けをした｣
根武谷｢今、この瞬間、お前がだよ｣
赤司｢俺はAのために時間を作っただけだ｣
｢赤司くん。ありがとうね｣
赤司｢これぐらいお易い御用だ｣
｢私ね。赤司くんと友達でよかった｣
赤司｢友……まぁいい。むしろそこからのほうがやりやすい｣
｢え、何が？｣
赤司｢何でもない｣
葉山｢赤司は遠回しに脈ナシって言われたんじゃない？｣
赤司｢俺がないならお前らは更にないだろうがな｣
葉山｢どういう意味だよ！？｣
楽しそうだな
中学のときも最初はこんな感じで楽しかったんだ
誰が悪いわけではなかった
才能の開花は喜ばしい
大きすぎる力は反発しあう
無理にチームワークという言葉で押さえ込んで、合わせようとすれば帝光の理念である“勝利”から遠く離れる
勝つために大事なものを見失うぐらいなら負けてしまえばいいと思った
キセキの世代はまだどこか、そういう事に囚われている
勝って当然
自信があるのは良いことだ
問題なのは周りに頼らず自分1人で得ようとしていること
もしもあのとき、それはおかしいと言えていたらきっと守れたんだ
欠落してはならない
臆病風に吹かれたばっかりに、選手のケアを怠った
マネージャーとしては失格
たった一言でもかけられる言葉があったのなら……
｢ところですごく今更なんだけど。練習メニュー私が見てもいいの？部外者だよ？｣
赤司｢いずれ仲間になるんだ。隠す必要はない｣
｢…………ならないよ？それって私が洛山に入るってことでしょ｣
黛｢でもA。向こうだとこういう限定スイーツは食べられないんじゃないのか？取り寄せ不可だし｣
｢( *¯ ³¯*)｣
黛｢どういう感情だ｣
｢食べに来るから大丈夫です｣
黛｢交通費だけで金なくなりそうだな｣
｢う……(涙)｣
根武谷｢だからこっち住めばいいだろ｣
｢誠凛がいい｣
赤司｢それは……黒子がいるからか？｣
見たことのないような表情
泣いてしまいそうな、らしくない赤司くん
そうだと言えば赤司くんを傷つけるような気がして答えられなかった
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YUKIKA(プロフ) - 続き待ってます (2022年11月27日 2時) (
レス) @page17 id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - すずなさん» コメントありがとうございます！見た瞬間、嬉しすぎてニヤニヤしてしまいました！中途半端な所で止まっているのに、コメントをもらえるとは嬉しすぎます(><) (2021年10月20日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 初コメ失礼します！ 一言で言って、最高です。更新頑張ってください！！！ (2021年10月20日 20時) (レス) @page9 id: 5605f8e864 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 蜜柑さん» まだまだ亀更新ですけど、こうしてコメントをもらえると励みになります！(^^) (2021年8月18日 21時) (レス) id: 8902c85bfe (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - とっても面白いです!更新再開したんですね!頑張って下さい! (2021年8月18日 21時) (レス) id: a9fef81cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年1月21日 21時
