21ページ ページ22
.
『お父様、何か用でも？』
父〈A久しぶりだな。
用と言うより伝えることがある。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
いきなりで悪いな。我が家も先刻知ったんだ。〉
『そっか、分かりました。
大丈夫、別に嫌じゃないから。』
父〈そうか、なら良いんだが。
たまには家にも顔を出してくれ。切るぞ。〉
用だけ伝えられると電話は切られてしまった。
まじかー、随分と急だなぁ。
お父様にも言った通り別に嫌じゃない。
でも、急なんだよな。
部屋に戻ろうと振り向くと夏油がいた。
『あれ、夏油も電話？？？』
夏油「違うよ、ちょっと飲み物を買いにね。」
夏油の手にはコーヒーが2缶握られている。
『それ、硝子にパシられたの？
珍しーね硝子がパシらせんの。』
夏油「これは君のだよ。電話してる君が見えたから買ったんだ。」
『えー、ありがと！コーヒー好きなんだよね。
特にアメリカーノ！！
あ、甘党のくせにって思ったでしょ。』
夏油「いや？Aがアメリカーノ好きなの知ってるから買ったんだよ。」
甘いもの大好きだけど口の中に甘さが残ってるのが嫌で飲んでいたら好きになってた。
五条とここだけは分かり合えない。
アイツは根っからの甘党だから。
夏油「電話は家から？」
『よく分かったね、大正解。
とあるイベントが発生しちゃって。
別にいいんだけどさ。』
夏油「私には分からないが呪術家系も大変だな。」
『ははっ、五条とは比べ物にならない端くれだけど。
あー、やっぱりちょっとめんどくさい！！！』
バルコニーから思いっきり叫ぶ。
胸の小さいモヤが消えた気がした。
『家族は嫌いじゃないよ。
呪術師には自分でなろうと思ってなったから、今の現状に文句は何一つ無いけど。
やっぱ嫌で避けれないものってたくさんあるなって最近思う。嫌ではないけれども·····！
ちょっとめんどくさいだけ。』
夏油「私には分からないことだけど話ならいつでも聞くよ。」
『えー、日本に3人しかいない特級の傑くんの方が大変でしょーが。じゃあ、泣きたくなったらその肩を貸してもらおうかな。』
あれ、肩じゃなくて胸？？？
きゃーハレンチ！！！！()
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 764人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ビー玉(プロフ) - とろさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました(泣)お褒めの言葉本当に嬉しいです頑張らせていただきます☺️ (2022年2月8日 2時) (
レス) id: ed5aabd966 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - chiaki0708さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました(泣)作者自身も後から見直し驚いております(笑)少し優しく書きすぎました😂 (2022年2月8日 2時) (レス) id: ed5aabd966 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - ろさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました(泣)ストレートな愛のお言葉受け取りました！☺️ (2022年2月8日 2時) (レス) id: ed5aabd966 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - トキさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました(泣)「禪院直哉が優しい世界線」という事で暖かい目でご覧いただけたら嬉しいです(笑) (2022年2月8日 2時) (レス) id: ed5aabd966 (このIDを非表示/違反報告)
ビー玉(プロフ) - のむさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました(泣)応援のお言葉とても有難いです🥲頑張らせていただきます！ (2022年2月8日 2時) (レス) id: ed5aabd966 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビー玉 | 作成日時：2021年5月5日 21時
