10人目の雪だるま。2 (( W.Shota )) (ページ46)

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A side

収録が終わり

私は次の仕事に向かう。

｢よし、ひーくん。頑張ってくるね｣

ひ｢おう。仕上がり楽しみにしてる｣

とグータッチする私とひーくん。

｢えっ、しーちゃんなんかするの？｣

とラウに聞かれ

｢ananの撮影なの｣

と言うと

｢あー、言ってたヤツね｣

とラウが納得してると

｢えっAananの表紙すんの？！｣

とさっくんがびっくりしてる。

｢あ、みんなに言ってなかったか｣

さ｢何で言わないの？｣

｢みんなもう知ってると思ってた｣

あ｢Aがananかぁー、、、｣

だ｢脱ぐの？｣

｢脱ぐって言い方やめてよ｣

ふ｢肌を露出させるわけか｣

｢なんか辰くんに言われると嫌だ｣

さ｢でもさ、、
だいたい女性が表紙する時って、、、｣

あ｢男の人と撮ってるよね、、、、｣

さ｢岩本くんこれやばくない？｣

ひ｢俺に振るなよ｣

ふ｢Aが男と撮るなんて、、、｣

｢いや、今に始まったことじゃないよ？｣

さ｢何処の馬の骨か分からないやつと！！｣

こ｢これは事件やあ！な、しょっぴー｣

と急に振られた翔太。

し｢まぁ、確かに｣

め｢えーなんかそれなら話変わってくるよね｣

ラ｢しーちゃん行っちゃだめ！｣

｢ちょっと話聞いてくれるかな、｣

と言ってるのに全然聞いてくれない。

｢いや、別にそういうのじゃないんだろ？｣
とひーくんが言ってくれて

｢そうだよ！みんな勝手に盛り上がってるけど｣

と言うと

疑いの目を向けられた。

｢もうなんかみんなウザい。じゃあね｣

と楽屋を出ると

｢Aー！｣

｢しーちゃん！｣

｢しぃー！｣

とうるさい声が聞こえる。

過保護も考えものだな、