意味無きもの (ページ9)

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あとでページ9

『いやぁ～別に記憶が戻るとかそんな事ないし～。うん～、ないない。』

うん…、

すごく

すごく

＿人人人人人人人人人人人＿
＞すごくわかりやすい＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

ロ｢…お願いだから、嘘だけは言わないでくれ。僕だってAを疑うだなんてしたくないんだ。｣

先ほどのコントのようなやり取りが嘘だったように静寂が流れていく。

『いや～私のことなんていつだって話せるでしょ？？？ね？？？とりあえず今はカルデアについてなーーーんにもわからないこの子に色々説明してやっても良いんじゃないの？』

そんな静寂の中、もういい年しているのに迷子センターに呼び出された時の言い訳の様な言い方をするAさん。

Aさんの口が3の字みたくなってる。

どこまでわかり易いんだ。

とは言いつつも、どこか親近感を感じてしまう。

ロ｢はぁ…、この後ちゃーんとお話してもらうからな。じゃあとりあえず藤丸くんにカルデアについて…｣

Dr.ロマンは諦めたようにAさんに言ったあと、私にカルデアについて話し始めた。

ロ｢…とまぁ以上がこのカルデアの構造だ。標高6,000mに造られた地下工房で、｣

と言いかけたところで、Dr.ロマンの端末からアラームが鳴り響く。

Dr.ロマンは話を止め、その呼び出しに応答した。