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さぼり場 ページ6

-立香side-


脇腹ツンツンされて起きてみると女の子が2人と小動物が1匹。



ここは…。



というか、1人の女の子はすぐにどこかへ行ってしまった。



その後マシュという女の子と、レフ教授とお話をした。



それからマシュに私の部屋だという場所まで案内してもらったんだけど…。



『コノヤローロマニお前私のタルトまで食べやがったな〜!?成敗してやるわこんちくしょう!!』



ロ「うわぁああ!ごめん、ごめんって!!い、いひゃい!おへはいははらほっへひっはははいへ!!(い、痛い!お願いだからほっぺ引っ張らないで!!)」



立「あ、あのぉ〜…。」



ドアを開けると、先ほどすぐに行ってしまった女の子がベッドの上にいるヘタレそうな男の人のほっぺをつねり引っ張っている。



私に気付いたのか振り向きざまに声をかけられる。



『ていうか、ここは私らのさぼり場だから…って。さっきの子じゃん。大丈夫なの?』



ロ「はーい、入ってまー…えぇええ!?ここは僕らのさぼり場だぞ!…誰の断りがあって入ってきたんだ。」



女の子は本当に心配してもらってるのなら申し訳ないが、何だか白々しい言い方で聞かれた。



というか、2人同時で喋ったせいで2人ともなんとなくしか聞き取れなかった。



立「あ、え、えっと…。ここが部屋だと案内されたんですけど…。」



『うん、そう。君の部屋。』



ロ「君の部屋!?ここが!?ああぁ〜…、そっかぁ…、ついに最後の子が来ちゃったか〜…。」



顔に手を当ててしまったと言わんばかりの反応をする。



『ロマニのその言い方失礼だよね。』



ロ「ご、ごめんて。」



立「あの…、あなた方は…。」

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作者名:きなこもち | 作成日時:2018年5月3日 13時

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