５ 海人side ページ5
朝目覚めると、紫耀の逞しい腕の中にいた。
紫耀といるとぐっすり眠れる。
大きな愛情の中でユラユラ微睡むのが心地いい。
いつでも優しい紫耀に結局甘えっぱなしだ。
海「ん……」
紫耀の方に体を向けてみるけど、まだ寝てるみたい。そっと腕から抜け出して水を飲んだ。喉が痛い、声少し枯れちゃってる…。
静かに着替えて紫耀の家を後にした。
――――――――
今日は個人の仕事。
やっぱり緊張しているのか、疲れは大きい。こんな時、誰かに癒してもらいたいと思う俺。大人になるのはまだまだ先かな。
仕事終わりにスマホを見ると、廉からご飯のお誘い連絡があった。
廉「よっ！海人！」
海「どうしたの廉、昨日もたくさん話したのにー。」
廉「んー？そういえば海人とサシで飲んでないなーってな。」
グループ最年少コンビの俺らもとうとう成人したんだな、と嬉しくなっちゃう。廉もそう感じてくれてる？
海「なになに〜廉お兄ちゃんぶっちゃってさ！これで俺も対等だよ、色々頼ってよね！」
それからお仕事のこと、グループのこと結構真面目な話をたくさんした。
廉と居ると刺激をもらえる。自分も負けないように頑張らないとと力が入る。
―― 1時間後 ――
廉「なぁ、海人聞いてる？目座ってんで？」
海「ん〜？今日ずっと緊張してたから疲れたのかも。れん〜癒して〜」
廉「ったく、いつまでたっても甘えん坊やな、海人は。」
廉はそう言って俺を膝枕してくれた。
頭を撫でながら、背中を優しく叩いてくれて、眠気と酔いでこのまま気持ちよく眠っちゃいそう。
廉はいい彼氏になるんだろうな。
海「ねぇ、れ〜ん？」
廉「ん？どした。」
海「彼女いないんでしょ〜？
いいよぉ、俺を廉の彼女代わりにつかっても。」
廉の手のひらに顔を寄せながら呟く。
廉「海人…お前なに言うてんねん…」
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Calckakkii2(プロフ) - この話好きすぎてこれでもう3回読み返します…よろしければまたしょうかいのお話読みたいです！ (2020年5月18日 21時) (
レス) id: f8a4e793a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - やっぱり何度読んでも面白いです！続編、新作などのこさんの描くもの何でも読みたいです！ (2020年5月11日 7時) (レス) id: 60d775cbe8 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - Annさん» ありがとうございますー！小悪魔かい私も大好きです！長くなっちゃいましたが、また思い出して読んでください笑！ (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - ゆんさん» 私の妄想楽しんでいただけたようで光栄です！廉担さんには申し訳ないです…！パロディでよければ他の作品も是非読んでみてください(^ ^) (2019年7月14日 22時) (レス) id: e9d59d8006 (このIDを非表示/違反報告)
Ann(プロフ) - のこちゃんお疲れ様でした〜〜素敵な作品を作ってくれてホントにありがとうございます〜小悪魔なかいちゃん大好きです！！多分この作品をもう一度読みます。ホントに大好きです！！ (2019年7月3日 12時) (レス) id: 7b21c62c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のこ | 作成日時：2019年5月16日 15時
