無能？馬鹿にしてんの？？？【wrwrd】

24，憂鬱 ページ26

ut side

Aちゃんにアイカ側かどうか聞かれた時，俺はどうしたらいいか分からなかった。

何故なら此処でアイカ側と答えたらどうなるか分からなかったから。
それに俺は中立だった

何人もの女を見てきたからなのか，アイカは完全には信用できなかった。

だから正直に言った。
Aちゃんの隣に浮いているマーブル模様の球体は、顔を360度回転させて此方を見てくる。

Aちゃんが言っていることが正しければあのマーブル模様は"ニル"と言うらしい。

…なんか，可愛い()

と思ったのも束の間，口らしきところから目が現れたのだ。
それに球体では無く棘が生えた様な見た目になった。

…正直，怖くて逃げたい。

でも，Aちゃんが本当にアイカを殺すなら，止めなきゃ。

今Aちゃんが担いでる仲間も助けなきゃ。

そう考えると，一つ疑問が浮かぶ。

"じゃあAちゃんは仲間なの？"

…大切な，仲間。

"ならなんで信用して預けないの？"

ｯそれは…
なんでだ？
アイカより一緒にいた時間が長かった筈。
俺はAちゃんに…Aに惚れた筈。

何故信じれなかった？
大事な仲間なのに？

…無能。
聞き慣れた言葉。
それは何故？
Aちゃんが来る前は俺が無能だった筈。

…無能にしたのは，俺だった？

どうしよう，謝りたい。
でももう許してなんてくれない。
その所為で折れる筈ない毒素が折れているんだ。

…でも，言わなきゃ。

ut「ねぇ、A__________








ごめんな。」

もう1人にはせぇへんで。
今まで気付いてあげれんくてごめんな。
もう大丈夫や。

俺が，守ったる__________


ー×ー×ー×ー×ー
何 こ の 話 ()

ごちゃごちゃしててごめんなさい

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