【銀魂】愛しさと信頼と一抹の不安を【沖田総悟】

番外編：不安混じり ページ32

「――――あ、あのー･･」



「何でィ」



「････なんでこんなことになってるんでしょうか」





説明しよう、こんなこと･･つまり今の状況とは沖田さんの部屋にて私が壁に押し付けられている、というものだ。




･･･私と沖田さんがその･･、･･･両思いとやらになって数日。


突如、ことは起こったのだった。





＊




「―――･･うーん･･･」




縁側に一人、腕を組んで目を瞑る。


実は最近、沖田さんがおかしいのだ。




･････まぁ最近といってもここ2,3日の話なんだけれど。





端から上げていけば常に不機嫌そうな顔をしていたり、実際不機嫌だったり。






(･･何か、しちゃったかな)




もしそうなら謝らなければいけない。でも心当たりがない。





(･･･嫌われちゃったら、どうしよう)




不安混じりのため息を吐きながら立ち上がり、仕事に戻ろうとしたそのとき。





――――ス、と開いた沖田さんの部屋の襖に引き込まれて、壁に押し付けられた。･･そして。








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