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再会 ページ8

下に降りると、階段の上の方から、何か転がって来る音がした。
見ると、何故か手すりの上をスケボーで滑ってくるモツが見えた。

「危ない!」

私はモツがそう言うより先に横に避けていたので、被害は受けなかった。その代わり、目の前には、床に顔面から飛び込んだモツが居た。

「大丈夫?ってか何やってるの」

「大丈夫、ちょっと遊んでただけ……」

モツが顔を上げながら答える。
階段の手すりをスケボーで滑る事を遊びにしているのか、この人は。

「馬鹿?」

「馬鹿じゃないもん!」

私の二度目の問いにそう答え、完全に顔を上げたモツは、私の顔を二秒位眺めて

「あ!奏美、起きたんだ!」

と言った。
気付くの遅くない?と訊く前に背後から声がした。

「えっ奏美?何処に居るの?!」

その声はリストっぽい声だった。

見ると、案の定、リストが居た。
リストの方も私に気付いたようで

「奏美、久しぶりねっ!」

と言い、見た目からは想像のつかないような力で抱きしめて来た。

「リ、リスト、苦しいから離して」

「あら、ごめんなさい」

リストの腕から解放されて、歌苗達の方に向き直った後、歌苗が口を開いた。

「奏美さん、二人と知り合いなんですか?」

「事務所、同じだったから」

「じゃあ、奏美さんも、クラシカロイドなんですか?」

「違うよ。違うけど……ボーカロイドではあるよ」

そう言うと、歌苗は驚いたように、瞬きをして

「ボーカロイドって、あの?」

と聞いて来た。
まあ、無理もない。ボーカロイドって二次元の存在だから。

「信じられないかも知れないけど、普通のボーカロイドと少し違うだけ。中身は人間と変わらない」

クラシカロイドと同じだと思っておいて、と言うと、納得したのか、分かりました、と言う意外にもあっさりとした答えが返って来た。

そう言えば、と今度はリストが口を開いた。

「奏美は此処に住むの?」

あ、此処ってシェアハウス的な所だったか。アルケーから出て来たばかりで、住む所ないし、此処に住むか。

「そうする」

そう答えると、歌苗が

「あの、お家賃ちゃんと払ってくれますよね?」

と、当然の事を訊いてきた。
逆に払わない奴が居るのか。いや、居るから訊かれているのか。
頷くと、歌苗は顔を輝かせ、音羽館にようこそ、と歓迎してくれた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします!

2019.1/1 0:01

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設定キーワード:クラシカロイド , アニメ , モツ   
作品ジャンル:アニメ
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萌優々 - 紅椿猫さん» ホント、語彙力無さすぎて……wスミマセン…。 使っていただき、ありがとうございます!更新楽しみに待ってます★ (3月9日 22時) (レス) id: 5bbda32bc2 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 萌優々さん» 二回もリクエストをくれてありがとうございます!是非、使わせて頂きます (3月8日 23時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)
萌優々 - ボカロリクお願いします! ♪ドーナツホール  効果:大きなドーナツが空から落ち    てきて、穴にはまって、何を    しようとしていたか、さっぱ    り忘れる。 長くなってスミマセン…!!更新楽しみに待ってます! (3月8日 23時) (レス) id: 5bbda32bc2 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 帆影さん» リクエスト、ありがとうございます!是非、使わせて頂きます (3月8日 20時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 萌優々さん» 大歓迎です! (3月8日 20時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅椿猫 | 作成日時:2018年6月15日 21時

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