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再会 ページ5

私とモツは今、普通の住宅街を歩いている。さっきまで走っていたが、疲れたので歩きに変えてもらった。

皆がどうしているのか考えながら歩く。そうだ、モツに訊こう。

「モツ、皆って今」

「居たぞ、あそこだ!」

私の発言を遮るようにして、そんな声が閑静な住宅街に響いた。声の主は想像がつく。
振り返ると案の定、アルケーの連中が居た。

「音崎奏美!大人しく我々に付いて来い!」

三人の内の一人が、さっきの声と同じ声量で言う。

そんな大声出すな。ご近所様に迷惑だろうが。そんな大声出す位なら、此処まで来いよ。

心の中でそう愚痴る。

「聞こえているのか?我々に付いて来いと言っているんだ!」

別の奴がそう言った。

──本当にこいつら、アルケーの奴らか?

彼等の言動から、不審な考えが芽生える。
確かに、突然人が居なくなったら捜すが、こんな強引な感じにはならないと思う。それに、私はアルケーにとって、それほど重要な人物ではない筈だ。

後者については断言出来ないが、とにかく怪しい。
まあでも、今はこいつらをどうにかしよう。

「十分聞こえているけど、あんた達に付いて行く気は無い」

威圧するようにやや低めの声で返事をする。これで無理だったら、ムジークを使おう。

「なら力づくだ!」

と言って、彼等が近付いて来る。

隣のモツを見ると、呆気に取られた表情をしていた。
何か頼もうと思ったが、唖然として何も出来なさそうなので、私一人で彼等をやる事にした。

「lch fasziniere alles mit Musik」

ムジークを発動する。曲はインビジブルだ。
私の姿が見えなくなり、彼等があたふたしている間に、カゲロウデイズの効果により、二人がトラックでぶっ飛ばされた。

え、ムジーク終わらせてないのに、何でカゲロウデイズを発動出来た?まあ良いか。
一人残ったな。反射神経がきっと良いのだろう。じゃあ、もう一つ攻撃系のいくか。
雨とペトラを発動する。強さをゲリラ並にすると、黒服は雨から逃げるようにして走り去った。

全員やったな。それにしても、ムジークを何曲も同時に発動出来るなんて知らなかった。
私はムジークを終わらせ、モツの方に向き直り、口を開いた。

「モツ、行こう」

言い終わるのと同時に全身から力が抜け、崩れるように地面に倒れる。
後頭部に当たった地面の感覚を最後に、私は意識を手放した。

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設定キーワード:クラシカロイド , アニメ , モツ   
作品ジャンル:アニメ
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萌優々 - 紅椿猫さん» ホント、語彙力無さすぎて……wスミマセン…。 使っていただき、ありがとうございます!更新楽しみに待ってます★ (3月9日 22時) (レス) id: 5bbda32bc2 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 萌優々さん» 二回もリクエストをくれてありがとうございます!是非、使わせて頂きます (3月8日 23時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)
萌優々 - ボカロリクお願いします! ♪ドーナツホール  効果:大きなドーナツが空から落ち    てきて、穴にはまって、何を    しようとしていたか、さっぱ    り忘れる。 長くなってスミマセン…!!更新楽しみに待ってます! (3月8日 23時) (レス) id: 5bbda32bc2 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 帆影さん» リクエスト、ありがとうございます!是非、使わせて頂きます (3月8日 20時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)
紅椿猫(プロフ) - 萌優々さん» 大歓迎です! (3月8日 20時) (レス) id: 8f38df2415 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅椿猫 | 作成日時:2018年6月15日 21時

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