百六十二話 ページ14
Aside
その日はすぐに部屋に戻って寝た。
そして次の日、サーの事務所に向かった。朝一、始発に乗っていった。
そしてまだ日が明けきっていない頃。
サ「それでは、先ず私たちは死穢八斎會本拠地近辺の調査になる。
交代で見回りにいく。
但し、Aはここに残って個性を使って作られた試験段階のものでも構わない。
弾丸を見つけてくれ。
出来たら、既に使われているのも含めて、だ。私の推測になるが、弾丸を撃っても血は体内に入って生きている。」
緑「サー、イエッサー！」
バ「この地図を元にね。
もっと細かいのが分かれば細かいのももってくる。でも、この大きさで分かればそれで十分だから。」
そう言って渡された地図はそれなりに大きいもので。
かなりの量もあって驚いた。
サーは、死穢八斎會がもう全国に根を張っていると予想しているのだろうか。そうでないとこんなに持ってこない。
セ「午前中は私とサーが見回りに行く。
バブルガールと一緒にやることになるよ。」
緑「分かりました。
よろしくお願いします。」
バ「うん、よろしくね。」
サ「午後は交代だ。
センチピーダーが残り、バブルが私と共に来る。明日はバブルとセンチピーダーで動く。それの繰り返しだ。」
と言うことは、常に事務所に誰かいるとの事だろう。それだけ、切羽詰まっているのだろうか。
サ「やることがやることだから、帰るのはかなり遅くなると思っている。
疲れたりしたらすぐに休め。
無理はしないでほしい。いざというときがある。」
そう、言われた。
まぁ、ここに来るまでで既にかなりの時間がかかってしまうから当然なのだろう。
まぁ、もとからそんなに爆睡するタイプでもないから別にいいか。眠りは浅い方だし、いざとなったら自分を作り直して多少はとる。
サ「それでは行ってくる。
十二時に戻ってきて、昼を食べたらまた戻る……としたいところだが、ずっと張り込んでおきたい。
時間になったらバブルはこちらに来い。
センチピーダーもそうする。」
バ「サー、イエッサー！」
サ「では、行くぞ。
行ってくる。」
そう言ってあわただしくサーはセンチピーダーさんを連れて向かっていった。
あたしはバブルガールさんと地図とにらめっこをしている。バブルガールさんまで残らなくてもと思った。
あたしにそんなに人材割かなくってもいいと思った。
が、その考えを改めるまで数秒。
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ミナミ(プロフ) - 今井 明希さん» ありがとうございます！続編もこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年2月12日 22時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 面白いです！最新がんばってください！ (2020年2月12日 0時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます！背景ちょっといつも考えていたので気づいてもらえて嬉しかったです！これからも頑張るので宜しくお願いします！ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル - 面白くて一気に読んじゃいました！ 更新頑張ってください！応援しています(*´▽｀*) (2020年1月28日 22時) (レス) id: 7074a2782f (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 続編応援してます！これからも頑張ってください。毎回、後ろの背景?が変わって何かワクワクしてます(語彙力がない) (2020年1月28日 21時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
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