五十二話 ページ4
Aside
サ「隣町で近距離型の敵が暴れているらしい。ミリオ、バブルガールと行ってこい。」
ミ「イエス！サー！」
あの人が通形先輩なんだろう。
なるほど、確かにあたしとは真逆の性格をしている人だ。物凄く元気のありそうな人。
遅れないようについていく。
処で、サーナイトアイはここではサーと呼ばれているのかな。あたしもそう呼ぶことにしよう。
バ「話によると、暴れている敵は個性が不明、現在そこにいるヒーローはいないとのこと。
何やら、すごく怒っているらしいです。」
ミ「何があったんでしょうね！
まぁ、何にせよ早くしないとサーが言ってた場所ってもろ住宅街！
怪我人はもうでているんですか？」
バ「現時点ではまだです。」
ミ「了解です！
…あれですね！」
そこにいたのはでっかい瓦礫の体をした敵だった。
何あれ。
敵「フハハハハ！！
馬鹿ヒーロー目、のこのこと出てきおって！お前たちに俺様が倒せるのか！？」
何だ、かっちゃんに似てる。←
サーには、もしもの時以外手を出すなと言われていた。飽くまで、見て学ぶことが君のやることだと。
なので、じっと見学させて貰っている。
ミ「俺、行ってくる！」
すると、通形先輩は地面に消えた。
かと思ったら出てきて、丸でワープでもするかのように移動をしていた。
そうして、攻撃を繰り出している。
これだ。
サーが言っていたのは。あたしの個性に応用が利くと言っていたのは。
原理まで同じと言うわけではないだろう。
多分、あれは弾き返されるような形でワープしているだけ。通過の応用だ。
もしかして、あたしが空気に成れればあたしは何処でも現れることが可能だったり出来るのか？
一度空気に成れば、何処もかしこも、全てが空気へとあたしはなる。
あるようでない物に成る。
空気のある場所なら……否、あたしが空気になった空間でなら可能だ。恐らく。
まぁ、建物内の空間でも大抵は通気孔があるから何処でもという形になるのかな。
通形先輩はどうやら、ワープして出てきた瞬間は触れられるようだ。
弾き返されるような形のワープだから、そうなるだろう。
後、攻撃出来るとするなら攻撃される瞬間。其のときばかりは一部分だとしても個性を解除しなければならない。
いつの間にか敵は延びていた。
警察も呼ばれるところで、もうすくで戻るところらしい。
急いで、後ろをついていった。
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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