六十二話 ページ14
Aside
光「勝己！
帰ってきたんならただいまぐらい言いなさい！あ、Aちゃん！？
久しぶりね！一寸見ない内に美人になってるわ！」
そう言って光己さんが出迎えてくれた。光己さんは晩御飯の仕度中なのか、エプロンを着ていた。
緑「お久しぶりです。
今日は招いてもらってありがとうございます。……本当によかったんですか？」
光「いいのよ！
Aちゃんは私、娘みたいなもんだと思ってるからね！ほら、入って入って！
Aちゃんに来てもらうんだから、今日は気合い入れて作ったのよ！」
そう言われ、通された部屋はとてもきれいに整頓されていた。
相変わらずなんだな、と思った。
リビングに通されると其処には唐揚げやら沢山のご飯が並んでいた。
出来立てで湯気が出ていて、いい匂いがしてとても美味しそうだ。
まともな晩御飯何て、いつぶりになるんだろう。暫く、こう言うのは食べていなかった。
緑「…凄く、美味しそうです。」
光「でしょ！
さあ、遠慮しないでどんどん食べてね！Aちゃん、また少し痩せたでしょ？
事情は分かるけどさ、ちゃんと食べないとね！」
勝「やぁ、Aちゃんいらっしゃい。」
緑「お邪魔してます。」
光己さんの作るご飯はやっぱり、とても美味しかった。大量に唐辛子かけてて相変わらずだな、とまた思ったけれど。
光「Aちゃん、学校どう？
体育祭、凄かったわ。勝己、あれからしばらく拗ねてたんだから！
Aちゃんに負けたのがよっぽど悔しかったのかしらね！」
爆「ばばあ！
下らねぇこと教えんなや！！」
光「もう、ほんと酷かったのよ。
Aちゃん、雄英に行って一寸雰囲気変わったわね。
やっぱり、女の子って一寸見なかっただけで物凄く変わってるものねぇ。
Aちゃんと一緒に食べると楽しいわ！また、来てね。
あ、そうだ！
今日は泊まっていったら？もう夜も遅くなってるし、今から帰らせるのもねぇ。」
緑「え、否、其処までして戴かなくても……」
光「いいの！
さ、そうと決まったら、布団とか用意しないとね。食べ終わったら、お風呂に入ってね。」
そう押され、泊まらせて貰うことになった。
やっぱり、光己さんやここの人たちといると凄く楽しい。うちでは、こうは思えない。
温かい。
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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