二百四十三話。 ページ44
Aside
しばらくすると、ようやく私達の前の人が案内されて私たちの番になった。
お店の中はすごくいい匂いがしてきて、オシャレな内装をしていて可愛く着飾った女の人たちでいっぱいだった。店員さんに案内されていると、お茶子ちゃんが運ばれているパンケーキを指さして、ヒソヒソと喋った。
「ねぇね、めちゃくちゃ美味しそうやない！？」
パンケーキを見ただけでものすごくニコニコしていて、お茶子ちゃんはかわいかった。
それにつられて、私も笑った。
「うん、早く食べたいよね。」
席に通されて、メニューを渡された。
それを見ると、お茶子ちゃんと一緒に見たメニュー以外にも沢山の種類があって写真だけでも美味しそうだった。
「うわうわうわ！！早く注文しよ、私やっぱり絶対これ！！」
「うん、わかったわかった、ほら、定員さん呼ぼ！」
「うん！あ、すみません！」
注文してからもお茶子ちゃんは待ちきれないみたいですソワソワしていた。
その姿がおかしくって、笑っているとお茶子ちゃんも笑っていた。楽しすぎて、どうにかなってしまいそうだった。ちゃんとわかっているはずなのに。
これが最初で最後だってこと。
「おまたせしました！」
運ばれてきたパンケーキはキラキラしていて、きれいに膨らんでいて、柔らかそうで、美味しそうだった。
お茶子ちゃんの方は果物がたくさんのっていて、私の方はふわふわした白いもこもこがいっぱいのってパンケーキが埋め尽くされてくらいのもの。
「うわぁ！！写真とらな！ね、Aちゃんも一緒にとろ！」
「え、あ、えっと、どうすればいい？」
携帯を構えたお茶子ちゃんにそう聞いた。
お茶子ちゃんは少しだけ目を見開いて、それから私が座ってる方の席にいそいそとやってきた。
「最初はツーショとろ！
はい、Aちゃん笑って、わらって！」
言われるがままに笑っていると、かしゃ、と音がして携帯の画面は固まった？
それでとれたらしくて、お茶子ちゃんはパンケーキを二つ並べて一緒に写真をとった。
「はい、これでオッケー！
後で現像して渡すね！Aちゃんと一緒にお出かけした記念に！」
本当に、嬉しそうに笑っていた。
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猫(プロフ) - 凄く面白いです！！更新されるたびワクワクしていました(*´ ꒳ `*) (2022年1月23日 0時) (
レス) @page14 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
hgf、jhさいこうでs - 最高です‼️何回も読み直しています！続きが楽しみです。。。ああ、早く夢主ちゃんを救って欲しい。。。 (2022年1月21日 20時) (レス) @page13 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
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