二百二十五話。 ページ26
Aside
裏表がないと思ったけれど、轟くんが入ってきてから空気が変わった。
轟くんのことが嫌いなんだろうか。すごくほかの人と態度が違うしなんだかあからさまだ。推薦入試ということは轟くんとも会う機会があっただろうし、そこを考えると入試で何かあったっぽいな。
別に首を突っ込むつもりはないけれど。
「A。」
「轟くん！轟くんで雄英二人目だよ！」
そういうと目をわずかに見開いて反応した。まさかそうだとは思っていなかったらしい。まあ、雄英はちょっと穂kの人よりも狙われやすいからな。
こっちも満身創痍、というわけではなさそうだった。
「そうか。もうちょっといるかと思ったんだが。」
「皆苦戦しちゃってるみたいだね。
雄英はほかの学校と違って仮免前に個性が割れちゃってるから、こういうタイプだと対策取られちゃうしな。」
「ああ、俺のところもかなりしっかりやってたな。」
「でしょ？」
轟くんは隣の空いていた椅子に座って一息つき始めたモニターを見るとちょうど出久くんたちが映って、作戦を考えているところらしかった。
１００人までまだかなり空きがあるとはいえ、このペースだと全員は難しいのかもしれない。
「Aは何番目だったんだ？」
「一番だったよ！」
そういうと特に驚くような仕草は見られなかった。
驚かせられると思ったんだけどなあ。
「なんか思った通りだな。」
「なんで？」
「お前、予想を超えてくるからな。そのコスチュームだってどうしたんだ？そんなに真っ白じゃなかっただろ。」
「目立ちたかったんだよ。」
そういうと轟くんはわからないように首をかしげた。
ものすごく顔がいいkら何をやっても絵になるんだよなぁ。髪もサラサラしてるし…私は一切手入れとかしてないからもうどうにもなんないけど轟くんも何もやってなさそうだな。
「あのね、服を見ただけで、名前も言わずにエルが来たって思ってもらえるようになりたくてね。
前から服と名前があってないなって思ってて。」
「だから白くしたのか？」
「そう！」
そう答えるとちょうど雄英の人たちも通過し始めた。
そこにはやっとお茶子ちゃんの姿も見えた。
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猫(プロフ) - 凄く面白いです！！更新されるたびワクワクしていました(*´ ꒳ `*) (2022年1月23日 0時) (
レス) @page14 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
hgf、jhさいこうでs - 最高です‼️何回も読み直しています！続きが楽しみです。。。ああ、早く夢主ちゃんを救って欲しい。。。 (2022年1月21日 20時) (レス) @page13 id: 9afd2abc65 (このIDを非表示/違反報告)
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