三十四話 ページ36
Aside
心「…それで絶対勝てる勝算ってなんだ？メンバーはもう集まってる。」
そこにいたのはクラスの男子。
見たところ多分だけれど個性で操られているんだ。素直に、凄いと思った。
緑「…貴方の、個性ですか？」
心「…ああ。
引いたか？」
緑「いいえ。まさか、そんなわけないです。
貴方の個性ならどんな人でも助けられますよ。こんな実用性のある個性、羨ましいです。」
心「そうか。」
心なしか少し嬉しそうな顔になっていた。そう言えば、名前を聞いていなかった。
緑「改めて、緑谷Aです。よろしくお願いします。
絶対勝てる策、と言うかあたしの個性を使えば……否、あたしと貴方が組めばきっと一位になれます。」
心「…本当か？
いいよ、乗ろう。俺は心操人使。敬語じゃなくていい。同学年なんだしな。」
緑「……うん、えっと、分かった。
策って言うのは……先ず、あたしの個性の説明をするとあたしの個性は空気。
空気を操ったり、触れたものや人を空気になったり出来る。
先ず、1000万ポイントは捨てる。その後、あたしの個性で此の騎馬事、空気に近い状態にするの。
そうすることによって、あたしたちの騎馬は誰も注目をしなくなる。
それで、そのままの状態で1000万ポイントを取り返す。此処で貴方の個性を使ってほしい。
私の個性は空気の震えをうまく使えば、声を他の人に似せることが出来る。
飽くまで、似せるだけだけど騎馬戦の緊迫状態で気付くとは思えない。だから……」
心「…俺が強制的に違う方向に向かせるってことか？」
緑「うん。
1000万ポイントを取るには、どうしても個性を解除しないといけない。
空気のままじゃあ触れないからね。
1000万ポイントを掴んで心操君がつければまた、空気と近い状態に出来る。」
心「確かにそれならいけるな。
変なものに巻き込まれることも無さそうだし、何より無駄な体力を使わなくていい。
でも…それは俺じゃなくてもいいんじゃないか？」
緑「…君じゃないと、駄目なの。
人がいないのもあるけど、少なくとも、あたしは君と組みたかったって言うのもあるし。
それに君はちゃんと見てるから。
他の人、状況把握。皆から宣戦布告は噂で聞いたけどあれも見てなきゃ、ヒーローになりたいって思ってなきゃできないと思ったし……。
何より、君ともう一度話がしたかった。」
心「…そうか。
頑張ろうな、緑谷。」
緑「うん。」
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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