十三話 ページ15
Aside
マ「はい、スタート！」
急に聞こえた声。驚いて直ぐに走ったが人が全く来ないのでフライング？と思って振り返った。
でも、そんな暇などない。
すぐに個性を使い、空気の流れ微かな動き、温度を読み取り十キロ範囲の仮想敵を探し当てた。
ざっと153体。十キロ圏内では。
誰も来ない内に使うのが、この個性じゃあ一番楽だ。
緑「…ッ、ペシャンコにッ、潰れてッ、」
そう、念じてやるとグシャグシャッ、と、壊れる音の轟音が流れてきた。
どうやら上手く行ったらしい。
なんか声が聞こえた気がしたけれど、仮想敵を探すので全然聞いてなかった。
そのまま個性を発動しながら多分壊しすぎで追加された分を探しに行く。
あの手はこれ以上使うとまた消えて、面接が出来なくなる。
もっと頑張って、あたしは絶対に受かって見せるんだ。
受かったら兄さんが何て言うかわかんないけれど、凄く怖いけれど。
何て言われるのか。兄さんはあたしのことが嫌いだ。
だから会話も無くなったし、一緒に過ごすことも無くなった。
だから、反応が怖いからずっと言えなかった。
雄英から特待生制度を受けないかと、誘われただなんて。
きっと避けずまれて、嫌われちゃう。
兄さんは少なからずあたしを認識してくれる人。あたしはこれ以上、一人になりたくない。
だから、もうこれ以上嫌われたくない。
孤独は嫌。一人は、堪えきれない。
でも何でか、相澤さんの学校なら大丈夫だなんて思える。不思議だな。
何体目かを潰した後、残り少なくなってきた。
すると、規格外のでかさの仮想敵が現れた。
無茶だ、逃げないと。あたしの個性を使えばまた、見えなくなって＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
紫髪の男の子が倒れていた。
あのままだと潰されかねない。
でも、消えてしまう。
それにあれに立ち向かって勝てるかどうかのメリット何て何処にも……
その人の顔を見た。
ガッシャン…！！
空気の圧力を高めて、思いっきり踵落としをしてぶっ壊した。
お陰でペシャンコもいいところ。地面にかなりめり込んでいる。
緑「…はぁぁ、君、えっと………大丈夫…？」
心「…嗚呼。
ありがとな。何でこんなことを……。お前にメリット何て無いだろ。
時間だってもうない。」
緑「…んー、分かんない。」
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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