雪の柱 ページ50
あの出来事から、早三週間。
私は特に何事もなく過ごせている。
今、私は鬼殺隊本部、産屋敷家へと来ている。
「本当に、いいのかい?」
「はい。」
私の返答に、お館様が短く息を吐く。
「分かった。
では、雪柱 冬野Aはこれより、
ーー階級を落とし、甲の隊士とする。」
いま、この瞬間から、私は柱ではなくなった。
別に、どこかを怪我したからではない。
自分から、辞任した。
理由は、この前の一件。
柱の皆は許してくれたが、けじめはつけたい。
だから、柱としての自覚を持て、そう言ってくれた伊黒には悪いが、私は柱を辞める。
そして、普通の隊士として様々な場所に行って、今までより、もっとたくさんの鬼を狩る。
そう、決めた。
「お館様、わがままを聞いて下さり、ありがとうございました。必ず、より多くの鬼を狩ることを約束いたします。」
「ああ、期待しているよ。A。」
雪柱、鬼才の剣士。鬼殺隊、最強の柱。
その噂は、隊士の中で知らぬ者がいないぐらいに広まっていた。
だが、彼女は消えてしまった。
そう、突然に。
彼女がどこにいるのか。
それは誰にも分からない。
ただ、一つだけ分かっているのは。
彼女は必ず、鬼の居る場所に現れる。
そして、鬼に言葉すらも発させない一瞬のうちに首を斬る。
それが彼女、【元】雪柱 冬野A。
「雪の呼吸ーーーー」
彼女は今も、
「肆の型ーー」
鬼を、狩りつづける。
人々を、『守る』ために。
「
雪柱は愛欠乏症 【完】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最近忙しくてちょっとかけ足になりましたが、完結です。
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。
どうでしたか…?
一応、総愛されEnd目指したんですけど…
あと、もしかしたら続編を出すかもしれません。
かまぼこ隊と絡ませようと思ってます。
実現するかはわかりませんけど…
さらに、短編集って言うかコメディ色強めの夢主と柱との日常も書きたいなぁ…ずっとシリアスだったから…
実現するかはわかりませんけど。
さ、最後に!
ここまで私の拙い文章を読んでくれた方、本当にありがとうございました。
また、機会があったら会いましょう。
では!(^_^)/〜
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絵理奈(プロフ) - 明菜が夢主に罪を負わせますね、刀キャーとか嫌がらせされたとか身体が痣だらけだとか。 (2020年2月3日 18時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
ちーかま(プロフ) - 和美さん» ありがとうございます。めちゃくちゃ元気でました!!更新頑張ります! (2020年1月8日 21時) (レス) id: b10489591d (このIDを非表示/違反報告)
和美(プロフ) - 最高の作品ありがとうございます!夢主ちゃんが早く幸せになって欲しい…大好きです!(((殴 更新頑張ってください! (2020年1月8日 11時) (レス) id: 02d0844636 (このIDを非表示/違反報告)
ちーかま(プロフ) - www(アメーババババ)さん» わぁ!ありがとうございます!更新頑張ります( ー`дー´)キリッ! (2019年12月1日 19時) (レス) id: b10489591d (このIDを非表示/違反報告)
www(アメーババババ)(プロフ) - 好きです!(唐突)更新頑張ってください!! (2019年12月1日 17時) (レス) id: 9fbd33347e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーかま | 作成日時:2019年12月1日 5時