朔間兄妹は難しい。【あんスタ】 (ページ9)

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にに者と末っ子ページ9

Your side

隣の部屋でにに者を起こすまーくんの声がした。

真緒「おーい、凛月朝だぞー」

凛月「ん……ま～くん……」

一昨日は秘密基地がバレるし昨日はつむにぃの所に行ったら兄者に捕まった。
だから今日はいつもより遅くに学校に行こうと思ってる。

真緒「おはよう、もう起きないと間に合わないぞ？」

凛月「ま〜くんおこして〜…」

真緒「しょーがねぇやつだなぁ笑」

相変わらずにに者は寝起きが悪いようだ。
ま、私には関係ないけど。

真緒「そういえば今日はAも寝坊なのか？」

凛月「…靴あったの？」

真緒「いつも俺が来る頃はないのに今日はあったぞ？」

はっ、
まーくんめ…

コンコン

凛月「A？起きてる？」

やばい、にに者が来てしまった。
と、とりあえず…丸くなる！！！！

凛月「A？どうしたの？具合悪い？」

布団を引っペがされ顔を覗かれた。
あ〜､朝からにに者の顔なんて整いすぎて目に毒…

凛月「…A？？」

「……」

凛月「ほら、そんな顔しないでどうしたの？」

「まーくんのばか」

真緒「俺？！」

「なんで私がいること言っちゃうのさ」

真緒「そりゃあいつもいないのにいるからだろ笑」

「今日は学校サボりたい気分なの〜！」

真緒「何時もサボってるじゃねーか笑」

「いーの！！もぅ！にに者のばか！」

凛月「兄者はバカだけど俺はバカじゃないよ〜」

真緒「急にバカにされる朔間先輩笑」

凛月「ほらこっち向いて〜？」

真緒「一体どうしたんだよ〜？」

「秘密基地ばれた……」

凛月「秘密基地？」

「誰も来ない音楽室」

真緒「あそこ立ち入り禁止じゃなかったか？」

「いーの！！！」

真緒「良くねーよ笑んで、音楽室のピアノ勝手に使ってるのバレちゃったのか？」

凛月「ふふ、怒られたんだ〜」

「怒られてはいないけど…クラスの人にバレて教室に連れてかれた」

凛月「教室行けたの？」

「行ったけど逃げてきた」

「兄者のこと聞かれるし……」

凛月「そうだったんだね〜教室へ行くだけでA偉いじゃ〜ん？」

そう言って私の膝の上に転がるにに者

凛月「今日は一緒に学校行こうね〜」

「…まーくんがおんぶしてくれるなら」

凛月「ふふ、じゃあ2人でまーくんの背中で寝ようね」

真緒「さすがの俺でも2人おんぶはきついわ」