福呪草【呪術廻戦】

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激昂した楽巌二学長の命でAは拘束され、
早計すぎると制止する数名の術師も居たが、
有無を言わせず連行された。



想定外の出来事に張り詰めた空気の中、
夜蛾の声かけで全員再び席に着く。







「話し合うまでもない。死刑に値する罪だ。」

「待って下さい！共犯であった証拠は何も無いでしょう。」





「彼奴は京都の術師。貴様が口を出すことでは無いぞ夜蛾！」

「っ…、しかし」






「呪詛師に絆された女なぞ、生かしておく価値も…ー」

「困るよ。勝手に決めないでくれる？」






「っ！！……五条…、」

「杠Aは五条(うち)の分家の娘で、僕の許嫁だ。あんた等が独断で殺していいような女じゃないんだよ。」






「なんだと…」

「待て悟！、どこに…」






「僕の知らない所であいつを傷付けたら、今度は僕が君達の敵だ。仲良く全員殺してやるよ。」

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