Last resort ・・・４４ ページ46
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後輩は空気を読んで？先に帰ってしまった。
気づいた頃、体育館に残ってたのは私と角名だけ。
角名｢A今日バス？｣
『歩きだけど……。』
角名｢そうなんだ。｣
うん、と返すと2人は沈黙へ、
話すことが思い浮かばない……
それに、角名相手だと緊張する。
角名｢あ、あのさ。｣
『ど、どうしたの？』
気まず過ぎて目を逸らしてたら、
角名は少し慌てた様子で名前を呼んだ。
角名｢前も聞いたけど、Aは今彼氏いる？｣
『ええと、居ないよ？』
角名｢あ、あのさ……！｣
彼氏は居ないけど好きな人は居る。
と言うか君が好き。
曖昧な返事を返すと角名は私の手を取った。
『えっ、何急に…』
角名｢あ、え、ごめん。｣
角名は急いで手を離す。
場違いだけどもう少し触れていたかったなんて…
て言うか角名が角名らしくなくて変な感じ。
角名｢あのさ、俺この前言いそびれたんだけど……｣
角名は真っ直ぐな目で私を見ながら、
顔を赤らめて言葉を続ける。
角名｢俺ずっと前からAの事が好きだったんだ。｣
私はその言葉に息が詰まった。
夢なんじゃないのかって疑った。
『え、ちょ角名？何どうしたの？』
角名｢俺はずっとAと居たい。
それは学校生活だけじゃない。これから先も……｣
『ま、待って！ホントに本当なの？』
角名｢うん、本当だよ。｣
ずっと慌てながら？
焦りながら気持ちを伝えてた角名は一呼吸置いて
真っ直ぐな目で気持ちを伝えてくれた。
角名に言われたとこは凄く嬉しい。
人生で初めての告白。それも好きな人から…
今にも気持ちが溢れだしそうなくらい嬉しい。
だけど、
『私なんかでいいの？』
そう、そうなのだ。
私なんか…
特別可愛いわけじゃない。
愛されキャラでもなんでもない。
そんな私のことを好きになるわけ……
角名｢Aは自分が思ってるより素敵な女の子だよ。
それに、俺はAがいい。Aだから好きなんだよ。｣
しばらくの間私は放心状態。
初めての告白、しかも相手は好きな人。
角名｢返事はいつでもいいから……！｣
角名はそう言って帰ろうとする。
『す、角名、待って！』
私は角名の腕を掴んで引き止めた。
角名｢A……？｣
『わ、私も……』
大切な人が、好きな人がしてくれた
『私も……』
初めての真っ直ぐな告白。
『角名の事が……』
ちゃんと応えなきゃ。
『好きだよ。』
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ヲタク - 面白かったです‼角名りんオチサイコーでした(*´꒳`*) (2022年12月29日 0時) (
レス) @page49 id: e2062574ee (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - ゆうさん» 初めましてです！最後まで読んでくださるなんて､､､凄く嬉しいです(T＿T)こちらこそ読んでくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - くまゆかさん» こんばんは！読んでいただきありがとうございます！日向翔陽の方更新できてなくてごめんなさい！あっちから来てくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして！この小説、まだ途中しか読んでいないのですが、途中で泣きそうになりました。夢主の思ってることが凄い現実的で、感情移入してしまいました！最後まで読んできます！すてきな作品、ありがとうございます！ (2020年11月30日 17時) (レス) id: 5b49601941 (このIDを非表示/違反報告)
くまゆか - こんにちは！日向翔陽義妹いるんだってからこさしてもらいました (2020年10月1日 19時) (レス) id: 0a5d1e7901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏蜜柑 | 作成日時：2020年5月30日 8時
