Last resort ・・・２９ ページ31
治side
昼部活に来ると体育館で北上が泣いてた。
どしたんやろ？って思って近づいたら……
北上 ｢私っ、A先輩に虐められてたみたいでっ、｣
信じたくない話だった。
人はどんどん集まってきた。
北 ｢……北上、それは本当なん？｣
北上 ｢はいっ、先輩がこの前私の物を隠してたのを見ちゃってっ。｣
北上は細かい部分まで沢山話した。
でも俺らは信じたくなかった。
北 ｢Aに直接聞きに行こか。｣
俺らは全員でAの居る保健室に向かった。
ちょうど保健室に着いた頃中からドンッ、と人が押し倒された、物にぶつかったような音がした。
俺らは急いで入ろうとしたけど、
『…………なんで居るの…。』
入るより先にAが中から出てきた。
北さんは聞いた。話ええか？と。
ツムの信じたくないって気持ちが先走って、
侑 ｢な、なぁ、Aちゃうよな？ちが……｣
『違くないよ。私が深雪ちゃんをいじめてた。』
Aの声はハッキリしてた。
俺は嘘やろって思った。
ずっと仲間だと、
友達だと思ってた人がこんなことしてたなんて。
本人が認めても信じたくなかった。
大体なんでこんな事したんや……
『……こうするしかなかったじゃん！！』
その答えはすぐ返ってきた。
でも、答えの理由が分からない、
こうするしかなかった？しょうがない？
言ってることが全然わからん。
Aは北上を突き放した。
北上は打ち所が悪く頭を抱えてる。
皆北上に近づいた。近づいてAを見てなかった。
『私
でもあの言葉は聞けた。
その言葉の理由が知りたい。
｢は｣じゃないそこは｢も｣やろって思った。
その言い方じゃAが一人ぼっちみたいやん。
皆の視線が深雪ちゃんに行く中
Aはフラフラと保健室から去っていった。
治 ｢ちょ、待てや！｣
追いかけようとしたけど、
北上 ｢ひぐっ、痛いっ。なんでっ、｣
泣いてる北上を俺は優先した。
しばらくすると、
角名 ｢A！！え、なんで居るんですか？｣
角名が慌てた様子で保健室から出てきた。
角名は今からこのことを話したら否定するやろうか。
角名 ｢A何処に……。｣
北上 ｢角名先輩っ私A先輩に虐められてました。｣
追いかけようとする角名を引き止め北上は真実を話した。
だけど角名は驚かなかった。
角名 ｢…………それだけ？｣
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ヲタク - 面白かったです‼角名りんオチサイコーでした(*´꒳`*) (2022年12月29日 0時) (
レス) @page49 id: e2062574ee (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - ゆうさん» 初めましてです！最後まで読んでくださるなんて､､､凄く嬉しいです(T＿T)こちらこそ読んでくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - くまゆかさん» こんばんは！読んでいただきありがとうございます！日向翔陽の方更新できてなくてごめんなさい！あっちから来てくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして！この小説、まだ途中しか読んでいないのですが、途中で泣きそうになりました。夢主の思ってることが凄い現実的で、感情移入してしまいました！最後まで読んできます！すてきな作品、ありがとうございます！ (2020年11月30日 17時) (レス) id: 5b49601941 (このIDを非表示/違反報告)
くまゆか - こんにちは！日向翔陽義妹いるんだってからこさしてもらいました (2020年10月1日 19時) (レス) id: 0a5d1e7901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏蜜柑 | 作成日時：2020年5月30日 8時
