独占欲２． (ページ10)

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６０．ページ10

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次の日、学校へ行くと

周りの人にジロジロ見られたり、こそこそ話されていた

教室に入ると見られていた訳がわかった

＿＿＿＿＿あの女に無関心な3組の黒田光輝が4組に転校してきた金城Aに熱いキス

と、黒板にデカデカと書かれていた

真ん中には

あたしと光輝くんのキスしてる写真、

唇に触れてる写真、抱きしめられてる写真があった

どうしよう

周りの女子は冷たい目で見てきていた

でも、こんなのいつ…？

「どんな手を使って？」

「しつこかったんでしょ」

「聞いてんだけど」

少し派手そうな子が聞いてきた

『いや、その』

「答えろよ」

そう怒鳴りつけられると

後ろのロッカーに押し付けられた

『痛っ』

「か弱いふりしやがって」

「暴力はダメだよ」

そこに深田先輩が来た

「深田先輩」

深田「光輝、手早いねー」

『ふ、かだ先輩』

深田「大丈夫。もうすぐ救世主がくるから」

救世主？

深田「あぁ、だから心配すんな」

「A！」

『光輝くん……』

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