独占欲２． (ページ49)

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黒田 side

坂口が呼びに行きた

最初は行く気は無かったけど

Aがいるらしいから行くことにした

俺が生徒会室に行くと

拓実、光成、Aが来ていた

……Aの顔が真っ赤だった

黒田「どうした？」

『べ、別に』

北川「檜山先輩だけ、Aちゃんを独り占めしてずるいー」

檜山「お前、いいところだったのに

邪魔しやがって」

光成がそう言うと、Aちゃんは耳まで顔を真っ赤にした

『あ、あたし、みんなが来る前に帰りますね』

檜山「えぇ…俺んち来て、続きしよ」

小さい声だったけど、聞こえた

そういうことしてたんだ

このままじゃ、取られる

絶対取られたくない

「A」

そこにおりが来て、Aを抱きしめた

おりは、みんなの前で、Aが好きって宣言した

織山「お前…檜山の匂いする」

『えっ？！』

檜山「さっきまで密着してたからね」

織山「ふざけんなよ」

檜山「俺、尚大と同じことしちゃった」

珍しく光成が挑発めいた事を言った

織山「ふざけんな…こいつ俺のだから」

おりはそういい、Aを連れて行った

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