ゲーム実況30。 ページ32
『そうだったんだ……ごめん、気が付かなくて……』
レト｢答えて……？｣
上目遣いでこちらを見てくるレトさんに思わず愛おしいという感情が芽生えた。
『っ……答え、もう少し待ってくれないかな？』
レト｢おん……ええよ。｣
『そのお詫びと言っちゃなんだけど』
私はレトさんの頬にキスをした。
フジ君と同じように。
レト｢フジ君と付き合ったんならすぐ答え出せるんとちゃうの……？｣
『え？フジ君も答え待ってもらってる
だから、付き合ってないよ』
・
・
そう言って微笑む彼女は本当に可愛かった
今にでも自分だけのものにしたい
そんな欲望が俺の心の中を掻き回す
『…もう少ししてから戻ろっか？』
悪戯っぽく笑う彼女を見て、俺も思わず笑みをこぼした。
レト｢ちょっとだけ…悪い子にならん？｣
『しょうがないなー』
レト｢行こ｣
俺はAちゃんの手を取り夜の街に走った
キヨくんには適当にLINEでもしておこう
キヨside
レトさんから送られてきた一通のLINE
retortちょっとAちゃんと抜け出すわwなんかあったらLINEしてやー
……嫌だ
なんで、レトさん？
なんで、俺じゃないの？
他の男と歩くなんてさ……
許さないんだけど。
俺は思いっきりダッシュした
こいつらがどこにいるかもわかんねぇのに。
フジたちは俺を止めようとしてたけど、
そんな声なんて聞こえない
たまに俺、思うんだよ。
なんでこんなにもにかんちゃんにいぞんしてるんだろうな
って。
でもさ、そんなの答えは一つだけ。
�犢イ�だから��
なんだよな。
キヨ｢もう…2時か……｣
丑三つ時でもこの明るさの飲み屋街は
俺の曇った心をさらに濁らせていた。
1つ、妖艶な雰囲気を出すBARをみつけた。
ワンチャン、いるかも。
俺はゆっくりその店の扉を開いた。
『…キヨくん？』
レト｢なんでここにおるん…？｣
キヨ｢俺のにかんちゃんスイッチすげえ。｣
『キヨくん…悪いんだけど…』
キヨ｢帰らねえよ？wにかんちゃんのためにここまで探しあてたんだもん｣
せっかく上着につけておいたGPSも意味ないか
上着は脱いでるし
キヨ｢ねぇ｣
『…なに？』
キヨ｢す、……｣
いざ言うとなると言葉が出ない
今まで通り、サラッといえばいいんだ。
キヨ｢好き。｣
『っ…ごめん、なさい』
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あんこ - ふわわわわ！！めっちゃ素敵です！！楽しく読ませて頂きました！(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (
レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです！ (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
咲 - すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます！！！！ (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ：消えます 作成日時：2018年9月18日 20時
