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ゲーム実況29。 ページ31

キヨside
俺はフジとにかんちゃんがなかなか戻ってこないからソワソワしてた。



流れとかでハグやキスをしちゃってるんじゃないか




とか。




そんなことばっかり考えてたから。




被害妄想激しいな。俺。





でも、その考えはあながち間違ってなかった。




15分くらいたったかな。




2人は手を繋いで戻ってきた。




湯毛「ひゅー、もしかしてカップル成立か?」




『違うわ!w』



フ「すぐそういうこと言うのやめてーw」



俺は放心状態だった。


フジは、仲間だと思ってたのに




はぁ。




俺だけだよ。にかんちゃんと関わりがあんまりないの。





キヨ「……にかん、ちゃん。」





『キヨくん?どした?』




俺は無意識のうちににかんちゃんの名を呼んでいた。





キヨ「いやっ……、フジとなんかあったの?w」





俺は冗談っぽく笑って言った。




『実はね……』



場が静まる。



『なんにもありませんでしたァァァァ!!w』



ヒラノ「ちょ、にかんちゃん!w

期待させんといてな!wwww」



俺は安堵のため息をついた。



でもその後、



フジはやたらにかんちゃんにくっついたり喋ったりしてるし。



つーか、レトさんどこ行った。



キヨ「みんなレトさんどこいったかしらね?」



せ「知らないなー、そう言えばどこいったんだろ」



『ちょっと私探してきます!』



そう言って小走りで外に出て行った。



Aside
『レトさーん?』



私は外にでて、レトさんの名前を呼びまくった。



でも、それでも返事は聞こえない




私は居酒屋の周りをすこしみまわってみた




すると、私とフジ君がキスした横路地で
体育座りで顔を伏せているレトさんがいた。





『レトさん……っ!?


どうしたの?!』



レト「……あ……



なんでもないねん、心配かけちゃってごめん。」




『なんでもなくないでしょ。




泣いたの?』




レトさんの目の周りは少し赤くなっていた





レト「……だって……」



私はレトさんの横に座る



レト「だって、フジ君とAちゃんがキスしてるところ見てしもうたんやもん……っ」




レトさんはまた目に涙を浮かべた。




『あ……そっか……』



レト「俺なっ……Aちゃんの事




好きだったんだよっ…… 」




『えっ……そう、だったの……』



キャラだと思ってた



あんなににかん、にかん言うのも。



レト「ねぇ……好きっっ……」




私は言葉を出すことが出来なかった。

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あんこ - ふわわわわ!!めっちゃ素敵です!!楽しく読ませて頂きました!(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです! (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
- すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます!!!! (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)

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作者ホームページ:消えます  作成日時:2018年9月18日 20時

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