ゲーム実況23。 ページ25
レトヒラにかん専用楽屋にて
ヒラside
レ「うぉーーーー!!!たのしかったなぁ!」
『そーだね!レトさんサイコーでした!』
ヒラ「っていうか、A全然キヨと話さなかったじゃん。」
『あー、なんか話しかけても返答してくれないんだよねー』
多分、それはAのことが好きすぎるから___。
そういおうと思った。
けれど、
ヒラ「Aのことちょっと苦手とか……?」
レトさんに協力するなんて言った所存、
そんなことは言えそうにない。
というのは口実で。
俺がAのこと好きなだけなんだけどね。
『そっかー、萎えたー』
ヒラ「Aはキヨのこと好きなの?」
レトさんの目が輝いているのが分かる。
単純だ。
別にここでAがどういう返答をしようと俺は勝てる自信がある。
あ、フラグたてちゃった。
『苦手なんだよね』
レト ヒラ「……え?」
『いや、だから。苦手なんだよ。キヨさんのこと。』
レト「ま、じかぁ!」
『いや何喜んどんねん!wwwww』
レト「ちゃうねん!見逃してやぁー」
『どーしよっかなぁw』
ヒラ「ふーん、苦手なんだね
じゃあ、今日の打ち上げ俺の隣に来なよ」
そう俺が言った瞬間、さっきのレトさんの目の輝きは消え、狂気に満ちた目で俺を睨んだ。
レトside
レ「Aちゃんは俺の隣最初に予約しとったんよね?」
俺は即座にそう言う。
ヒラ「なら、A真ん中でいいじゃん。
俺ら左右で挟む感じでさ」
レ「嫌やっ……!」
お……
やってしもうた
『私かどっこ好きだから元から約束してたレトさんが隣ね。
平舘くんはどうせ一緒に帰ったり遊んだりするんだからその時くらいは許して、ね?』
彼女はそう彼に告げた。
なぜだか、俺が隣になれたのに
いい気はしなかった。
ヒラ「わかった、そういえば顔バレしたくないんじゃ……」
『……いいの。もう。』
『私、ゲーム実況やめようと思うから』
ヒラ「あの時言おうとしたのは、このこと?」
『そうだよ』
何となく自分が話についていけてないことは承知してる。
レト「なんで……?」
『飽きたの。そろそろいい歳だし、ちゃんとした仕事したいなって思った。』
レト「今十分稼いでるやん
辞めなくてもええやん」
『そういうことじゃないんだよね』
彼女は冷めた目で俺を見た。
あ、俺やらかしたな。
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あんこ - ふわわわわ!!めっちゃ素敵です!!楽しく読ませて頂きました!(誰がコメントしてくれるかな…) (2022年10月31日 11時) (レス) id: 028224ae09 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - 咲さん» そのような言葉が何よりうれしいです! (2019年9月8日 17時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
咲 - すごく感動しました。素敵な小説をありがとうございます。 (2019年4月6日 0時) (レス) id: 3d28a608e8 (このIDを非表示/違反報告)
ももか - あじゅらん。さん» ありがとうございます!!!! (2019年3月29日 19時) (レス) id: 1a8c0d49de (このIDを非表示/違反報告)
あじゅらん。(プロフ) - ぽる。さん» こちらこそ、ぽる。様には毎回コメントを返していただいてとてもうれしく感じておりました。そして、最後までこの小説をご愛読いただき、ありがとうございました。 (2019年3月29日 9時) (レス) id: 4a8bec4bcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者ホームページ:消えます 作成日時:2018年9月18日 20時