遠かった君を俺のもとへ 中田翔 ページ16
もう、見ることもできないし、声をかけることなんてなおさら無理そう決めつけて、
心の奥にしまっとったんやけど、
大谷「翔さん、もうすぐ甲子園ですよ」
中田「ふぁー、おん、わかった」
交流戦、阪神との試合で甲子園に行った、
ふと、あいつはどうしてるんやろって思う時がここに来ると、数えきれないほどあって、
西岡「翔ー!!久しぶりやなー!」
中田「あ、どうも、剛さん」
西岡「せや!聞いてなー、今日Aちゃん試合に招待したんや!」
中田「え、まじっすか?」
A、俺が想い続けた人で、剛さんの後輩で、俺の先輩、問題児だった俺をよく気にかけてくれた人でもあった、
西岡「そのうちこっちに関係者として来るみたいやから、楽しみやわー!」
剛さんの言葉に多分偽りは無くて、ほんまに狙っとるんやと思う、
西岡「ほな、今日はAちゃんのためにかっこええとこ見せたるわー!じゃあな」
剛さんが去ってからしばらくして、
見覚えのある、人影、
もしや、と思って近づくと、
A「あっ!中田くんっ!!久しぶり」
そこには念願の人がいて、
中田「Aさん...久しぶりっすね」
A「よかったー!覚えててくれたんだぁ!今日はね、剛さんに呼ばれて来たんだけどね!」
いつから、西岡さん、から剛さん、に変わったのか、俺より近い存在の剛さんに少しイラついた、
中田「剛さんに聞きましたよ、あの...剛さんと付き合ってるんすか?」
そう聞くとAさんは顔を赤くして、
A「付き合ってないよー!!というかまず、彼氏とかいないんだよね...」
その言葉を聞いた瞬間俺はAさんの手をとり、
中田「じゃあ、俺が今日、剛さんよりかっこいいとこ見して、Aさんのためにホームラン打つんで、そしたら俺と付き合ってください、」
愛してる、という意味を込めて彼女の手にキスを添えた、
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大谷捺実(プロフ) - この短編はとても読みやすくて楽しいです!大谷翔平くんのストーリーお願いします!! (2016年9月5日 8時) (レス) id: 710d791c18 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - ありがとうございます! かっこいいです! (2014年9月20日 17時) (レス) id: 5802912066 (このIDを非表示/違反報告)
お好み焼き(プロフ) - ぱぴこさん» リクエスト了解しました!藤浪くんいいですよねー! (2014年9月20日 8時) (レス) id: ebdbdb7633 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - いつも更新楽しみにしてます!藤浪くんが最近気になるので、藤浪くんメインの小説お願いします! (2014年9月18日 22時) (レス) id: 5802912066 (このIDを非表示/違反報告)
お好み焼き(プロフ) - ちぱさん» リクエスト了解しました!そう言ってもらえると嬉しいです!! (2014年9月16日 20時) (レス) id: ebdbdb7633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お好み焼き | 作成日時:2014年8月4日 20時