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✤
「ほら、向こうに…。
キミが好きそうなサラダがあるよ。食べるかい？」
「サラダ！いいですね。パセリもありますか？」
「あぁ…。食べ切れないほどあるはずだよ」
「それはいいですね！早速いただきましょうか」
良かった。
貴族様のことは忘れるようにし、
テーブルの上にあるサラダを利用して
ラトくんの気を紛らわせてしまった。
改めて凄いです。ミヤジ先生。
と心の中で先生を俺は尊敬していた。
「さすがミヤジさん、ラトの扱いに慣れてるな…」
「結局、人は食欲には勝てねぇってことだな」
「ロノ…。
お前、つまみ食いのことを棚にあげようとしてるんじゃないだろうな？」
「別にそういうわけじゃねーよ」
棚に上げようとしているのは事実なのかは知らないが
確かにロノくんの言う通り、食欲には勝てないと俺も思う。
と呑気に考えながらハンバーグを食べる。
ずっと手を付けていなかったせいかハンバーグは冷めてしまったが、
これもこれでめちゃくちゃ美味い。
「そうだ！フルーレも一緒に食べましょう！」
「お、俺…？俺はいいよ…。
あまり野菜は好きじゃないし…」
「もぉ…フルーレ。好き嫌いしてちゃダメだろう？
バランスよく栄養を取らないとおチビさんのままですよ」
それならラトくんもほぼパセリしか食べてないようなイメージしかないんだけど。
しかも俺、ロノくんが作ってくれた料理を
残さずに食べているのに身長伸びないんだけど。
自分で思ってて悲しくなってしまう。
「はぁ…身長のこと、ラトにだけは言われたくないね」
「ミヤジ先生、聞きましたか？
どうやらフルーレは反抗期ですよ。
私はとても悲しいです」
「年齢が少し上だからって
兄貴ヅラするのやめてもらっていい？」
悲しそうな表情するラトくんと呆れた顔で見るフルーレくん。
相変わらず見てても仲良しだと思う。
「まぁ、まぁ、フルーレくん。
ここはラトくんの誘いに乗ってくれるかい？」
「ミヤジ先生の頼みなら…。別にいいですけど…」
二人の間に入って止めに入り、フルーレくんに目を向けて
申し訳無さそうに言うミヤジ先生に、
先生の頼みならしょうがないとフルーレくんは
不機嫌そうに頬を膨らましながら了承を得た。
「それじゃあ、三人でパセリパーティーですね」
「パセリパーティーって、馬鹿じゃないの？
俺は絶対に食べないよ」
「えぇ〜どうして？あんなに美味しいのに…」
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はまち(プロフ) - バナナリンゴさん» 大変申し訳ありません。了解いたしました。 (2022年3月22日 23時) (
レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
バナナリンゴ - はまちさん» はい！それで全然大丈夫ですよ！第三章の更新頑張ってください！出来ればラトくんに見付けてほしいです！これからも頑張ってください！ (2022年3月22日 16時) (レス) id: 8be8dbacef (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - バナナリンゴさん» コメントありがとうございます。リクエストも承りました。リクエストをくれて大変申し訳ないのですが、第三章後に執筆しても宜しかったでしょうか？もし宜しければ悪魔執事の誰に発見されて欲しいという希望はありますか？受けた側がこんなことを言ってごめんなさい。 (2022年3月22日 12時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
バナナリンゴ - はじめましてこの小説が大好きです！リクエストも出来ると書いてあったのでリクエストです！主人公くんが無自覚で風邪を引いてしまい探検しているときに雨降って風邪が悪化して森で倒れているところに悪魔執事に発見されるというシチュをやって欲しいです！ (2022年3月22日 1時) (レス) id: 8b569265bb (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - 瑠姫さん» ありがとうございます。主くんの可愛さを届けられたら幸いです。体調のことも気遣ってくれて申し訳ないやら嬉しいやらでいっぱいです。第二弾でもよろしくおねがいします。 (2022年3月18日 22時) (レス) id: cb56eb981d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はまち x他1人 | 作成日時：2022年3月17日 23時
