【ハイキュー！！】花魁【進撃の巨人】 (ページ43)

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「うめー…！」『おう…！』

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朝食を摂るために下へ降りたA達

やはりここでも女中達が忙しく動き回っていた

A達の存在に気付くと「おはようございます！」

と顔を綻ばせながら言った女中達

遊者達が全員揃う頃には食卓にも色彩豊かな朝食が並べられていた

ここの食べ物はすごく美味しい

昨日の宴会で食べた料理も感動する程、美味かった

なので、これから頂く朝食も美味いだろうなと期待を込めて

北さんの「ゆっくり食べーや、いただきます」

(リズムはみんなでどーぞ、いただきますみたいな。)

の掛け声とともに朝食へ箸をのばす

ぱくり

口の中に入れた瞬間、片桐と目を合わせる

「うめー…！」『おう…！』

うちの店で女中達が作ってくれる料理と負けず劣らず美味い

いままでに食べてきたものに外れが無かったことに

喜びを感じながら、朝ごはんを頬張った

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「じゃあすみません、頼んます。Aさん、鉄郎さん」

『了解です』

「任してください」

俺達はまず、近くの酒屋で酒の目利きを頼まれた

今の酒でも美味いのだけど、あの店に合う酒が見つからないという事らしい

俺達は物流の中心地でもある江戸の遊者

色々な酒を嗜んでいるから、この店に合う酒も見つけられるのではないか、

という訳で頼まれたのだ

俺達からしてみれば、許可が出たうえで昼から酒が飲めるのだから

全然構わない、と引き受けた

その答えに北さんは苦笑していたが…

と、いうわけで俺達は町を歩いている

どこかいい店はないだろうか

片桐と話している時に人柄の良さそうな若い男に話し掛けられる

「おにーさん方、何かお困りでっか？」