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宴会も終盤へ傾き、酔い潰れている人やまだまだ酒をあおる人もいる
いつもなら、帰っている人も多いのに帰らず残っているから尚更だ
そしてそろそろ床入りする方を決めなくては行けない
多分、片桐と俺はお偉いがたの相手になるんだろうけど…
ハンジさんとが良いなぁ…
女か男かは分からないけど楽しい夜を迎えられそうだ
だけど「おい、」『あい、すんません』
酌の相手はリヴァイの旦那だ
鋭い眼光に睨まれている気がしなくもない
強面というやつだろう
リ「ここの酒はいつも美味いがどこから取り寄せているんだ?」
こちらを伺うように向けられた瞳にトクリ、胸が音を立てた
『あい、これは○○
こちらは○×さん
そいでこちらが、××さんですえ』
「ほぅ、なかなか詳しいじゃねーか」
『えぇ、番頭はんが仕事をまわしてくるのでしゃーなし…』
「フッ」
鼻で笑われた
そして、燻らせていた煙管の煙を吹きかけられた
「意味は、分かるよな?」
そう、目を細めて唇を歪めて聞いてくる
心なしかどこか嬉しそうだ
『あい、わかり申した』
自分達が最初とは思わなかった
から少し驚いている
手を叩いて草凪を呼ぶ
草「兄さん、なんでしょう」
『この旦那をわっちの部屋へお通しして』
草「あい、わかり申した」
『それでは後ほど』
「あぁ」
リヴァイの旦那かぁ…
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作者名:日紫喜 | 作成日時:2018年8月30日 14時