７４話 ページ28
『い、いや…あの、隊長？』
sha「安心しろ、俺がゾムから守ったるから！」
『は、はぁ』
子供の様に目をキラキラさせて笑う隊長。
rb「おい、シャオロン！こっち来いや」
sha「はぁ？なんでお前に従わなあかんねん」
rb「邪魔すんなや！おい、誰やねん、アイツに酒飲ましたやつ」
ci「あ！すんません！俺っすわぁ！」
rb「チーノ！お前ふざけんなよ！」
ロボロさんがチーノ様の胸ぐらを掴んで頭をグリグリと殴っていた
チーノ様は痛そうに涙目になり顔を歪めている
sha「マジで、ゾム！お前調子のんなやぁ？」
zm「のってへんやろ」
sha「Aに触れて嬉しそうな顔してんなや！Aは俺の隊のやつやからなぁ！」
『た、隊長、流石に酔いすぎですよ』
隊長を宥めるが、隊長は止まることを知らない。
終いには、「Aは俺のやから！」とゾム様に喧嘩を売っている
いや、別に私ゾム様でも、隊長のものでもないんですけれど…？
kn「おい、ロボロ！アイツどうすんねん」
rb「いや！コネシマ！笑ってんと連れてこいやアイツを！」
kn「なんで俺やんねん！お前が行っとけ」
rb「あぁ？！お前が協力するって言ったんやんけ！」
ロボロさんは相変わらず忙しそうだ。
彼、割と常識人ポジションだから色々苦労してそう…
sha「おい、ゾム！Aがなぁ！いくらお前の殺した妹に似て…っ！！」
『隊長！！？』
ut「うーわ、あれ絶対痛いやつやん…」
ｶﾞｼｬﾝ‼
目の前でいきなり隊長が机へ押さえ込まれていた。
本当に一瞬、皿同士がぶつかる音が聞こえたと思ったら隊長がゾム様に押さえ込まれていたのだ
ゾム様はさっきと違い凄く悍しいオーラを放っている
sha「はな、せやぁっ！」
『ぞ、ゾム様』
sha「マジ、調子のんなよ！どけろや！」
kn「おい、流石にちょっとやり過ぎちゃうか？ゾム」
zm「……あ？」
shp「ちょ、一旦落ち着きましょ！」
私はどうすることも出来ずに、ただその光景を眺めることしか出来なかった。
ゾム様へ感じたのは恐怖、ただその一色だった
瞳孔を開き、息が荒いゾム様。
その光景は戦場で今から人を殺す様な、そんな雰囲気
隊長は頭を押さえ込まれているが、なんとか手を退けようともがいている。
もしゾム様が敵だとして、隊長がこうやって押さえ込まれてるとしよう…私は敵から命を顧みずに刃を向けることが出来るだろうか…？
『離して、下さい』
zm「……」
『ゾム様！』
zm「うっさいわ、黙れ…」
ゾム様が私を視界に捉えた。
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アリウサパン?(プロフ) - コメント失礼します！「しない」でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (
レス) id: 870c94650e (このIDを非表示/違反報告)
青葉２号(プロフ) - コメント失礼します！悩みましたが、『する』に一票入れさせていただきます！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 5284f259f4 (このIDを非表示/違反報告)
明莉(プロフ) - コメント失礼します！しない！でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 97974cb528 (このIDを非表示/違反報告)
きずな(プロフ) - コメント失礼します。しない一択で！ (2020年8月3日 0時) (レス) id: 9903ddc09e (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - コメント失礼します。「しない」で投票させていただきます。 (2020年8月3日 0時) (レス) id: 6e4881c6a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月22日 3時
