６２話 ページ16
『私は好きでした、案外鮭にマヨネーズ合うんですね！』
kn「せやろせやろ？！やっぱわかる奴にはわかんねんって！」
rb「気ぃ使わんでええでAちゃん、不味いやつは不味い言っとき」
案外私はイケると思った。
マヨネーズが鮭の塩っけとはまた別でマイルドな味わいを出している。
毎日とはいかないけれど、月一ぐらいなら食べたいかもしれない。
kn「はぁ、なんやとロボロ！お前にはわかる訳ないやろが！」
rb「俺だけちゃうわ！みんなに不評ですからぁ！？」
鮭定食マヨネーズのせに関して口論が起きてしまう
目の前で起こっている喧嘩にハラハラしていると肩をトントンと叩かれた
ut「元気やった？ロボロとシッマはほっとけばええよ」
『大先生』
そういえば大先生とも久しぶりに話した。
トントン様から聞いた話のこともあり、彼に深く頭を下げる
ut「ん？どしたん、Aちゃん」
『私の為に毎日取り合ってくれてると聞いて…』
ut「ああ、ええで別に。Aちゃんの為やったら僕頑張るで」
気にせんといて、と笑う大先生にトントン様から言われた言葉が頭をよぎり申し訳ない気持ちになる
ut「それよりなんか頼んだら？お酒飲める歳やっけ？」
『あ、私まだ未成年なので…』
ut「そうなんや、18、9ぐらい？」
『そう、かもしれないです』
ut「かも？自分の歳わからんの？」
『はい、覚えてないんです』
歳なんて正確にはわからない。
エヴァディーン家に拾われた時には過去の記憶はなくて、医者から推定1２歳ぐらいだろうと言われたその年から毎年数えているから(因みに誕生日も判らない為、拾われた日が誕生日ということになっている)
ut「へえ、そんなことあるねんな。じゃあ適当にソフトドリンク頼もっか」
『あ、はい』
何がいい？とメニューを見せてくれる大先生。
自然にこういう気遣いが出来るところが、やはり大先生は女性慣れしているなと思うところである。
ずっとメニューを持っててもらうのが申し訳ない為、一番最初に目についたオレンジジュースを頼むことにした
ut「肉はゾムが追加でバンバン入れてるから気にせんと適当に焼いて適当に食ってな」
『は、はい！ありがとうございます！』
トングを持ち鉄板の上にあるお肉を数枚、お皿に入れ前に置いてくれる。
ここのお店は焼肉のタレも美味いんやで！と教えてくれた
油で光り輝くお肉。
昼から何も食べていない私のお腹が鳴る
『頂きます』
震える手で箸を持ち、分厚いお肉を一枚口へ運んだ
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アリウサパン?(プロフ) - コメント失礼します！「しない」でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (
レス) id: 870c94650e (このIDを非表示/違反報告)
青葉２号(プロフ) - コメント失礼します！悩みましたが、『する』に一票入れさせていただきます！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 5284f259f4 (このIDを非表示/違反報告)
明莉(プロフ) - コメント失礼します！しない！でお願いします！ (2020年8月3日 1時) (レス) id: 97974cb528 (このIDを非表示/違反報告)
きずな(プロフ) - コメント失礼します。しない一択で！ (2020年8月3日 0時) (レス) id: 9903ddc09e (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - コメント失礼します。「しない」で投票させていただきます。 (2020年8月3日 0時) (レス) id: 6e4881c6a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月22日 3時
