７話 ページ10
ダクト集合とか、絶対無理でしょ…
「嘘だろ…、」
隣から苦笑いでゾム様をみる男性がいた。
どうやらこの人は第三軍団所属になる人のようだ
ご愁傷様です…
『お互い、頑張りましょうね』
「！、あ…あぁ」
ゾム様はマジな顔でダクトこいよ、と叫んでいる。
隣の男性に一言声をかけてシャオロン様の指定していたグラウンドへ向かった。
・
sha「よう集まってくれた」
グラウンドは凄く広かった。ホント、私たちが知っているグラウンドはせいぜい200m一周が一般的である。
これは軽く横幅だけで１キロは優に超える広さだ。
コネシマ様と揉めていたからそこまで広くないのかなと思っていたがそれは違う、コネシマ様の軍団の人がもうあんな豆粒のように小さく見える
sha「改めて自己紹介するけど、俺がこの軍を率いてるシャオロンや。我々国が軍事国家なのは知ってると思うけど、他の国とレベルが違うほど毎日軍事力が上がって来てる。それはこの数年、お前らの先輩が頑張ってきたお陰やで」
シャオロン様の隣を数十名の先輩であろうか？黄色の腕章を腕につけている兵士さんが続々と整列し始めた。
皆、何度も戦場を経験し生き延びてきてんだろう…瞳に宿った生命力が眼に見えた
sha「お前らは今からこの第五軍団が快く歓迎する。一人ずつ名前を呼ばれたら俺のところにこの腕章を取りに来てくれ」
一人ずつ、先輩兵士(一人だけ腕章の模様が違う、副隊長だろうか)が名前を呼び出し、次々に誇りを持ちながらその腕章を受け取っていく。
「A＝エヴァディーン」
『は、はい！！』
ドキドキしながら時を待ち、ついに私の名前が呼ばれた。
緊張して声が上ずってしまい恥ずかしい…
シャオロン様が少し吹き出したのを見て顔に熱を帯び熱くなった
「ちょっと、隊長…笑ってあげるのは可哀想でしょう？」
sha「ちゃ、ちゃう！ちょっと面白かっただけで、そんな笑ってへんやん！」
ホンマ副隊長は頭固いわ…、と文句を言っていたが、私に腕章を渡した時に小さな声で「ごめんな」と言って来たのでそれはそれは驚いた。
『えっ、あっ、いえ！お気になさらないで下さい！』
「本当に隊長がすみません…、緊張してしまうものですもんね」
『あ、本当に大丈夫ですから！』
隊長のシャオロン様だけでなく、副隊長さんまで困ったように謝ってくるもんだから、首をブンブンと捥げるほど左右に振った
sha「あっはっは！そんな焦らんでええって！ホンマおもろいわ」
？「隊長！」
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
