４２話 ページ45
大先生から放たれた言葉は衝撃だった。
ut「書類から第一軍団の管理は全部アイツに任せっきりやねん」
rb「お前、ようそんなんで隊長務めれとんな」
ut「ホンマそれな」
第一軍団の管理は隊長である大先生ではなくアル兄さんがやっている、驚きを隠せなかった。
てっきり大先生が全てやっていると思ってたから…
『じゃ、じゃあ第一軍団に受け入れを許可したのって大先生じゃなくてアル兄さんなんですか？』
ut「可能性は高いな。もしかしたらグルちゃんに移動の提案したのもアルデルトかもしれへん」
rb「大先生何やってんねや！それぐらい管理しとけ」
ut「ちゃ、ちゃうねんって！アイツばり有能やねん！俺の書類も気づいたら終わらせてくれてるし、隊長会議も率先して行ってくれるし…。」
rb「アホか！完全に隊長の座奪われとるやんけ！」
あはは、と顔を痙攣らせて苦笑いする大先生に怒鳴るロボロさん。
ロボロさんの声はよく響く。
さっきからチラチラとみられてますよ、幹部さん
『あ、あの…！ここ食堂ですし、少し抑えめに』
rb「え、ああ…そやったな…すまん、ありがとうAちゃん」
ut「でもホンマにグルちゃんにそんな提案したんやったら大変やで」
『は、はい…隊長も協力はしてくれてるみたいなんですが、聞く耳を持ってくれないようで…』
rb「まぁ、グルさんやしなぁ」
難しいやろ、と苦笑いするロボロさん。
『で、すよね…』
ut「…俺からもグルちゃんに言ったるわ。第一軍団の隊長が受け入れ拒否したらなんとかなるやろ」
『大先生！』
rb「俺も協力するわ、第四やし関係ないって言われて終わりかもしれへんけど出来ることはやってみるな」
『ロボロさん…！ありがとうございます！』
泣きそうになった。
大先生もロボロさんも協力してくれると言ってくれた。
泣きそうになるのを我慢して堪えていると二人に頭を撫でられる。
頼りある顔で「任せな」と笑ってくれた
いつもこの人達に貰ってばかりだ。
縋ってばかりじゃ駄目だ…ちゃんと向き合わないと。
誰が総統に提案したかわかった今、一番話せるのは私だ
『本当にありがとうございます！』
ut「おう！副隊長がすまんなぁ」
rb「副隊長はAちゃんの兄さんやからな？謝るのはちゃうくないか」
『あははは』
ロボロさんと大先生はまたな、と言って席へ戻って行った。
「A…決めてくれた？」
『アル、兄さん』
二人が離れた瞬間、現れた。
振り返ると兄さんはにっこりと笑って立っていた
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
