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29話 ページ32

rb「Aちゃんはええ子なんやね」
『そ、そうですか?』


ロボロさんの優しい声にドキッと胸が弾む。
今は口元しか見えていないけれどきっと優しい笑みを浮かべているんだろうなぁ、なんて。


ut「ま、あんま遅かったらラーメンも可哀想やしヤバそうやったらすぐ食べな?」
『はい、ありがとうございます!』
rb「それにしてもまた凄いの頼んできたなぁ」


野菜を頬張りながらロボロさんは私の目の前の料理を指差す。
大先生も少し引いた目でラーメン炒飯セットを見ていた


『はい!おばさんにオススメしてもらいました!!おかわり出来ないそうなんですけど丁度お腹いっぱいなりそうです!』
ut「えぐいわ…、その細身の体のどこに入んの、これ」
『運動するのですぐ消費しちゃって。すぐお腹空いちゃうんですよねぇ』
rb「えぐいな」


なんてお話をしている間にゾム様が戻って来られた
案外早かったですね、やった!これでご飯食べれるぞ!


rb「遅いでゾム!Aちゃんお前の為に食べずに待っててんやぞ」
ut「そうやぞ!羨ましいなぁオイ!…ってえ?ゾムさんそれだけ?」
zm「…おん、い、いつもこんだけやで」


ゾムさんが貰ってきたのは唐揚げ定食。
しかも一人前である(普通の兵士でも3人前は食べると思う)


zm「ま、待っててくれててんてな、…、あ、ありがとうな」
『はい!一緒に食べましょう!』
rb「ゾム、マジで大丈夫か?」


大先生とロボロさんは互いに顔を見合わせて焦った様にゾム様を見ていた。
ゾム様はそんな二人に構うことなく手を合わせてご飯を食べていく


『あ、あの…お二人ともどうしたんですか?』


ソワソワと心配そうにゾム様をみる二人が気になってご飯が食べれない。
視界に入って気になって食べれない…


rb「どうしたもなにも!お前いっつももっと食((zm「いつもこんぐらいやっ!!」っ!はぁぁぁ?!」
zm「そうやんな、大先生?」
ut「え、俺?!」


急にロボロさんの言葉を遮るものだからびっくりした。
ゾム様は唐揚げを頬張りながら大先生を睨んでいる、凄い威圧感…


ut「そ、そやったわ!いつもこんぐらいやな!何言ってんロボロ、遂に筋トレし過ぎておかしなったか?」
rb「えぇ…」
『あの?』
ut「心配せんでAちゃん、ロボロが勘違いしただけやから!」


明らかに動揺しているロボロさんと黙って食べるゾム様と大先生。
何か隠しているのは三人の言動から見てもわかる
でも大先生が何もないと言えばそれは何もない事になる

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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ! (2020年7月23日 18時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ!(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
- ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ポカーン) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にろ。 | 作成日時:2020年7月15日 1時

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