２２話 ページ25
ut「鬱様ってなんかめっちゃ気分良うない？僕は好きやで」
rb「それはお前がクズやからやで」
ut「あぁん、ちゅめたい…」
ロボロ様の刺のある一言に唇を尖らせて拗ねる様に項垂れる鬱様。
そんな鬱様も絵になる
ut「あ、でもAちゃんは大先生とかでええで！一緒にご飯食べた中やん！」
『え"っ…』
sha「一緒に食べたってお前ここに座ってただけやんけ、調子乗んなや」
rb「そうやぞ、あんま調子乗んなよ。マジそういうとこやぞ」
ut「可愛い子に名前呼ばれたくってないが悪いねん！それに俺の名前は鬱、先生入ってたらそれは愛称みたいなもんやん」
だから、な？と鬱様が優しく私の手を握ってきたものだから驚いて悲鳴に近い声を上げてしまった。
rb「あっはっは！大先生怖がられてるやん、ダッサ！」
sha「よくやったA！もっとやれ！」
ut「シャオちゃんもロボロも酷いわぁ！」
大声で鬱様を煽り笑っている二人に泣きそうになりながら反論する鬱様。
咄嗟に驚いてしまったからあんな声が出てしまっただけで別に嫌だったわけじゃない
『あ、あの…。別に気持ち悪いとか思っていません。咄嗟の出来事だったので驚いてしまっただけなんです…』
失礼な態度に怒らないだけ優しい人である。
普通だったら殴られたりクビにされてもいいはずなのに、鬱様はヘラヘラ笑って気にせんといて、と言ってくれている。
罪悪感が胸を占めた
『も、もし宜しければ鬱様のことを大先生、とお呼びしても宜しいでしょうか？』
ut「え？」
図々しいかもしれない。
もしかしたら鬱様は場を和ませるために言っただけで、本当はそう望んでいないのかもしれない。
言ってしまった後に後悔する、普通に考えてそうだろう
返事がないまま時間が過ぎていく
『ご無礼を謝罪します、申し訳ありません！』
やってしまったことにすぐ謝罪をする
ああ、調子に乗った。シャオロン様に隊長と呼んでいいと言われて完全に図に載ってしまった
私の立場は今日入った新兵、明らかに自分から言い出していい立場じゃない
ut「ええの？Aちゃん…？」
rb「よかったやん、大先生」
sha「チッ、おもんなー！」
『…え？』
ロボロ様はやるやん、と鬱様の肩を叩き、シャオロン隊長は口ではそんなことを言っているが嬉しそうに笑っていた。
鬱様はホンマに？と何度も聞いてくる。
え？こっちがホンマに？ですよ鬱様
『あ、はい。だ、大先生…さえ良ければですが』
ut「！！めっちゃ良い！もっと呼んで！」
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
