２１話 ページ24
先ほどまでいらっしゃったのに、私が来てからいなくなってしまった方。
第三軍団のゾム様のことだ。
『その、ゾム様は…』
sha「そういえばおらへんな…どしたん？」
rb「なんかよう分からへんねん、さっきまで食害してたのに急に大人しなって腹一杯って言ってどっかいたんよ」
『そうなんですか…、なんかすみません…』
もしかしたら私が来たからな？
そりゃあそうだよ、シャオロン様に連れられて来たとはいえ、今日入隊した新兵と一緒にご飯食べるの嫌だよね…
rb「いや、気にせんでええよ。ゾムはいっつも気分で動く奴やし、仕事柄警戒心が強いだけやから」
ut「そうやで、Aちゃんが可愛過ぎて照れてるだけやって！」
『あ、ははは…』
ロボロ様も鬱様も気にしなくていいと言ってくれてはいるがやはり申し訳ない。
次、もしゾム様にお話しする機会があれば謝罪したい
sha「でもアイツ気に入った奴にはやばいほど絡んでくるからな、ええ奴やで」
『はい、承知しています』
第三軍団は暗殺、偵察部隊(通称、暗察部隊)。
スパイ活動や、暗殺の任務を主に行っている隊で、常に周りに敏感で警戒を怠らない。
そんな隊の隊長さんなら尚更、ぽっと出てきた私が怪しいんだろう…、距離を置かれるのも納得がいく
sha「はぁー！食ったわ！美味かったぁ！」
『…シャオロン様も結構早いじゃないですか…』
sha「まあ、俺やし？当然やわ」
ut「やっぱいつ見てもあれ完食するの気色悪いわ…」
rb「おい大先生、Aちゃんも食べてんの忘れてんちゃうぞ」
『あはは、いいですよ。昔からよく食べれる方なんで』
おじさん、おばさんにも驚かれていた。
Aちゃんは、よく食べるのね！見ていて気持ちがいいわ！と。
私のファミリーネーム、【エヴァディーン】
これはもともと付いていたものじゃない
スラムで血だらけで倒れている私を運よく発見して実の娘の様に可愛がり育ててくれた家族がエヴァディーン一家である。
今になってもおじさん、おばさんの顔を忘れたことはないし、命日の日は必ずお墓参りに行って挨拶を欠かさない
sha「あ、そういえば俺のことシャオロン様とか気持ち悪い呼び方せんでええで」
『…なぜ急に』
sha「訓練所で呼ばされていたか知らんけど、それ聞いてたら壁あるみたいで嫌やねん。気軽に隊長とかでええからな」
『シャオロン隊長…』
sha「ええやん、やっぱこれやわ」
rb「わかるわ、俺も今日ロボロ様とか呼ばれて寒気したもん、すぐ変える様に言ったわ」
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ！ (2020年7月23日 18時) (
レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ！（下に同じく） (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ﾎﾟｶｰﾝ) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ。 | 作成日時：2020年7月15日 1時
