15話 ページ18
sha「じゃあしゃあないな。俺たちと一緒に食うか?」
『え?』
シャオロン様の提案に口をあんぐり開ける
隣のローレンス副隊長は少し困ったように笑っていた
嗚呼、副隊長と食べるのか…
副隊長少し困った顔してるのは当然だ、入隊初日の兵士と昼食を共にするなんて嫌だろう…
私だったら絶対困ってしまう
『あー…大丈夫ですよ!私、一人で食べますので』
気を使わせるのは申し訳ないから、と軽く断りを入れると先ほどまでニヤけていたシャオロン様の目が釣り上がった。
sha「はぇ〜?隊長の誘い断んのかぁ?」
『いえっ、そういうつもりでは…!』
la「隊長、こんなところで権力を行使しないで下さいよ、しかも新人の女性兵士に」
助け舟を出してくれた副隊長には感謝しても仕切れないと思う。
隊長は子供なんですから、と口を尖らせて拗ねているシャオロン様に注意を促している
sho「なんなん…A、俺らと食べるの嫌なん…?」
『えっ』
口を尖らせながらジト目で私を見てくるシャオロン様。
顔が可愛いからずるい…、可愛すぎる
恐るべしこの人、自分の見せ方をよく分かってらしゃる人だ
『えーっと…』
もう一度助けてはくれないだろうか?
そんな思いを胸に副隊長を見るが彼は困ったようにAを見て笑っているだけだった。
いや、助けてくれないんかーい!!
それはちょっと話が違うでしょう副隊長ぉ!
『その…』
sha「俺はAと食べたいんやけど」
『うぐ…』
そんなことを言うなんて本当ずるい。
今日入ったばかりの新兵が断れるわけないのをわかって言ってるに違いない。
la「いいと思いますよ、私は。隊長からご飯に誘われることなんて滅多にないことですし、光栄に思わないと」
『ローレンス副隊長…』
sha「ようゆーた!流石俺の副隊長やな!」
副隊長が承認してくれるなら良かった…
あんな困った顔されてしまうと断る選択しか思い付かないからね、マジで!
『お二人が言うのなら、お邪魔させて頂いてもよろしいですか?』
sha「おう!よっしゃ、じゃあ行こか!!ローレンス、また後でな!」
la「はい、ではまた」
そう言って副隊長は何処かへ行ってしまった。
……ん?
また後で?どう言うこと?
『あ、あの…シャオロン様、ご飯をご一緒される方は副隊長じゃないんですか?』
sha「おもろいこと言うな、A。そんなわけないやん!」
『じゃあ誰と…』
sha「あれ、言ってへんかったっけ?幹部のやつらやで」
はぁぁぁぁぁあ??!
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すみれいん(プロフ) - にろ。さん» もうrbrのそのPCで主の過去を調べてもう全てを解き明かしてくれよぉぉぉともうハラハラですよ! (2020年7月23日 18時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ひひゃは - うぃ↑ああ↓(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 2e0228b2c8 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - ぅ…うぇああああああああああああああああ!(下に同じく) (2020年7月21日 20時) (レス) id: 398b65f064 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - ……うわわわわワァァァァーー(謎のノリに乗りたかった。) (2020年7月21日 16時) (レス) id: ce94435e90 (このIDを非表示/違反報告)
クラロピ - わぁーお(ポカーン) (2020年7月21日 12時) (レス) id: 6ed93c7e9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にろ。 | 作成日時:2020年7月15日 1時