7話 ページ8
兵助「竹谷!お前どこに…ってその子は?」
竹谷「具合が悪い所を見つけてな、悪いけど向こうに山本シナ先生が居るからこの子の事伝えてくれないか?俺は学園に行くから、えっと…名前は?」
「へっ、えあ…あ、紅羽春華です…」
竹谷「だってさ、宜しくな」
兵助「えあ!?おい、竹谷!!」
竹谷先輩は兵助さん?に用を伝えると駆け足で学園へ向かってく
「…せ、先輩…「あんまり喋るなよー?舌噛むぞ?」へっ…えあ…はぃ…」
竹谷「それと、目開けてると酔いやすいから閉じてた方が良いぞ」
(た、確かに気分悪いかも…)
先輩の言う通りに目を閉じ体を預けた
「ん…」(あ、れ?ここは…)
伊作「おっ、目を覚ましたかい?」
「伊作先輩…?ここは?」
伊作「保健室だよ、ちなみに今は放課後ね」
「放課後…えっ!?」
結構な時間が経っていた事に驚きバッと起き上がる
伊作「あぁ!急に起き上がらない!一応病人なんだから!」
「す、すみません…」
伊作「もう…どこまで覚えてる?」
「えっと…授業中にお腹が痛くなって、竹谷…竹谷先輩は!?」
そうだ竹屋先輩、周りを見回しても先輩は見当たらない
伊作「竹谷なら春華をここに送った後授業に戻ったよ、お大事に、だって」
「…そう、ですか…」
伊作「…春華の事、気にしてたよ?今朝の事で何かしたんじゃないかって笑」
「そ、そんなことは!」
って伊作先輩も朝の事知ってるんだ…竹谷先輩が話したのかな…
朝の事はどう考えても私が悪いのに…お礼と謝りに行きたいのに一人で行く勇気が無い…どうしよ…
すると伊作先輩は隣に来て頭を優しく撫で
伊作「春華が思う程竹谷は怖くなしい優しい奴だよ、後これ、汚れてなかったけど預かっておいたよ」
と渡してくれたのはあの大きな布だった
伊作「何も用が無いと行きにくいと思ってもこっそり持っておいた笑」
といつもの優しい笑顔で教えてくれた
「先輩…あの、私…が、頑張ります!」
貰った布をぎゅぅと握りしめドクドクと煩い心臓を落ち着かせゆっくり立ち上がり伊作先輩にお礼を言い竹谷先輩の所へ向かった
「とは思ったけど何処に居るんだろ…放課後だし部屋に戻ってる可能性とかもあるし…どうしよ…」
と学園内を歩き回ってると後ろから聞き慣れた声がした
孫兵「春華?どうしたの?」
「孫兵…あ、あのね、竹谷先輩に用があって…何処にいるか知ってる?」
孫兵「竹谷先輩?うん知ってるよ、こっちだよ」
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時