37話 ページ40
あの後皆と解散し自室に戻った私
明日の授業の予習をしてるんだけど頭に全く入ってこない
さっき先輩に否定されたのがどうも気になってしまう
(何で嫌って思っちゃったんだろう…)
先輩の事想うと心臓の鼓動が早くなるのが分かる
少しばかり顔も熱を持つのが分かる
「…私可笑しくなったのかな…？寝たら治るかな」
予習を辞め布団を敷き軽く横になる
「…こんな事今までなかったからなぁ…風邪って感じでもないし食欲はある…何か本に書いてあるかな」
私は図書室で借りてきた医療系の本をパラパラとめくる
どのページにも似たような症状は書いていなかった
「ちょっと寝てよ」
心のモヤモヤを抱えたまま私は目を閉じた
作兵衛「あれ春華は？」
藤内「見てないよ」
孫兵「まだ自室なんじゃない？」
数馬「夜ご飯いらないのかな？」
三之助「今日色々あったらしいから疲れたんじゃない？」
左門「それでも心配だ！でもくノ一の部屋には行けないがどうしよう」
朱音「私が見てこようか？」
作兵衛「お前ッ！？」
孫兵「良いの？」
朱音「別に、あんた等が騒がしいのが嫌なだけだし？で、どーするの？」
孫兵「じゃあお願いしようかな」
朱音「はいよ」
朱音は食堂を出てくノ一の春華の自室に向かう
朱音(にしても忍たま三年は過保護過ぎでしょ、私だったら嫌…)「って着いた、春華〜？居ないの〜？」
部屋の外から声を掛けても返事は無い
朱音「入るわよって居るんじゃん」
部屋に入ると布団に入り横になってる春華の姿があった
朱音「春華？具合でも悪いの？」
「ん…朱音…ちゃん？どうしたの？」
朱音「アンタの様子を見て来いって忍たま三年に頼まれたの、夕ご飯の時間にもなっても来ないから、で？どうしたの？」
「そっか、ありがとう…いや何か落ち着かなくて…」
朱音「？何が落ち着かないのよ」
春華は今までの事を朱音に話した、話し終えた後朱音は呆れ半分で
朱音「アンタそれ本気で言ってるの？」
「う、うん…でもどの医療系の本見ても載って無い…」
朱音「そりゃあそうよ、書いてある訳ないじゃん」
「っぇ…じ、じゃあ朱音ちゃんは分かるの！？」
朱音「まぁ…てかここまで自覚ないのに寧ろ驚きだわ…」
「な、知ってるなら教えてよ！」
朱音「知りたい？」
「し、知りたい」
朱音は少しニヤっと笑い
朱音「恋」
「…へっ」
朱音「春華はその先輩に『恋』してんのよ」
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます！頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (
レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は！作品毎日楽しみにしてます！更新頑張ってください！私も小説３作品書いているのでもし良ければ見に来てください！ (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2019年7月17日 16時
