25話 ページ26
朱音「…思ったけどアンタ口調変わってない?」
「うん、自分でも思ったよ、でもなんか私も気が抜けたっていうか、朱音ちゃんと話したら怖いって思ってたのがどっかいちゃった笑、だから早く乗って」
朱音ちゃんは深く溜息を吐き仕方ないという表情で私の背中に乗る
「っしょ、えっと学園は…」
朱音「日が向こうにあるから学園はあっち」
と分かりやすく指を指しながら教えてくれた、私は横目で朱音ちゃんを見つめた
朱音「な、何?早く歩いてくんない?この補習も落ちたら嫌なんだけど」
「っふふ笑 そうだね笑」
朱音「何笑ってるの!?」
「ううん笑 じゃあ道案内は宜しくね笑」
「あっ、見えてきた!」
朱音「ギリギリ間に合った…後は歩くから降ろしてよ」
「分かった、っしょ、ふぅ…肩貸そうか?」
朱音「大丈夫、1人で歩ける」
何とか学園が見えるところまできた
入り口には先にゴールしたクラスの子や数馬達が手を振って待っていた
数馬「春華〜!!」
左門「もう少しだぞーー!!」
作兵衛「頑張れー!!」
「皆!!」
私は嬉しくなり手を振り返した
朱音「…悪かったわ…アンタの事弱虫だのなんだの言って…」
「朱音ちゃん…もういいよ、私も色々言ってごめんね」
朱音「ホンッット!!別人かって言うくらい悪口言われて、怪我までさせられて散々だったわ…でも少し見直した…まぁ仲良くする気はないけど多少なら話してあげても良いけど?」
「じゃあ仕方ないから仲良くしてもらおうかな?」
『…っぷあははは笑』
私達は初めて一緒に笑った
シナ先生「はい、二人とも合格です、これで全員の補習授業は終了です!佐倉さんは保健室に行って手当てをして貰ってきなさい、以上、解散!!」
解散と言われほっと一息吐くと数馬達が寄って来た
藤内「春華!!」
数馬「怪我とかない?大丈夫?」
作兵衛「アイツに何もされてないか!?」
「ちょ、ちょっと落ち着いてよ汗 何もないし、怪我もないよ、大丈夫だから」
朱音「そうそう、寧ろこっちの方が迷惑させられたわよ」
と通りすがりの朱音ちゃんが反応してきた
作兵衛「あぁ!?てめっ春華にあやま「ごめん」…は?」
朱音「だからごめんて言ったの、分かる?あぁ後親バカなのも大概にしなよ、それじゃ」
と言って行ってしまった
三之助「…何話したの?」
「ちょっとね笑 早く食堂行こ!」
こうして大波乱?な補習授業は終了した
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時