19話 ページ20
朱音「…」
朱音はじっと見つめた後何もなかったかのように通り過ぎようとした時
作兵衛「おい、ちょっと待てよ」
作兵衛が呼び止めた、数馬は焦り作兵衛を止めようとしたがそこを三之助が止め、春華の傍に孫兵が寄る
朱音「何」
作兵衛「何か言うことあるんじゃねぇのかよ」
朱音「言うこと?何もないけど、何?」
作兵衛「っ!今日、春華に言ったこと謝んないのかよ!」
朱音「何で‟私”が‟アイツ”に謝らなきゃいけないの?意味分かんないんだけど」
作兵衛「てめっ!」
藤内「作兵衛!少し落ち着け!」
朱音「あーぁホントバッカみたい、先に手を出してきたのはそっちでしょ?なのに何で私が責められなきゃいけないの?どんな話を聞いたか知らないけど私は謝らないから!」
すれ違いざま小声で
朱音「守ってくれる人達がいて良かったね、弱虫女」
「っ…」
作兵衛「なんなんだよ!アイツ!」
数馬「なんか怖かった…」
藤内「にしても言い方がキツイよな…」
三之助「まぁ、作兵衛も作兵衛で声かけなきゃ良かったのに」
作兵衛「なっ、なんだよ!俺が悪いのかよ!」
孫兵「誰も作兵衛が悪いなんて言ってないでしょ、春華、大丈夫?」
「うん…」
左門「取りあえずご飯だ!おばちゃんご飯頂戴!」
おばちゃん「あらあら皆してどうしたの?嫌な事でもあったのかしら?」
藤内「まぁ、そんな感じです汗」
おばちゃん「じゃあ沢山ご飯食べて機嫌直してね、はい!今日の夕飯!」
バーン!と出てきたご飯の量は全員大盛りになっていた
それぞれ受け取り席に座り今後どうするか話し合っていた
孫兵「謝るにしても話聞いてくれなさそうだよね」
作兵衛「なさそう、じゃなくて無いんだよ!」
数馬「でも春華は注意しようとして言葉より先に手が出ちゃったんでしょ?そこをまずはどうにかしなきゃだよ」
藤内「だよなぁ…って春華?どうかしたか?」
ご飯をじーっと見つめてる春華、すると
「…私、ちゃんと朱音ちゃん達に謝りたい…仲直り出来るかどうかは置いといてちゃんと謝りたい、自分を変えたいって思ったばかりだもん、こんなので弱気になってられない、それに皆が心配してくれるのは嬉しいけどこれ以上心配掛けたくない」
数馬「春華…」
三之助「春華が言うなら僕たちは見守るしかないんじゃない?」
左門「あぁ!」
孫兵「また何かあったら言ってよ?ほら二人も」
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雪華(プロフ) - ゆっちさん…コメント有難うございます!頑張りたいと思います笑 (2019年9月19日 17時) (レス) id: 917edc326a (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち(プロフ) - 今日は!作品毎日楽しみにしてます!更新頑張ってください!私も小説3作品書いているのでもし良ければ見に来てください! (2019年9月19日 12時) (レス) id: 5dc20f7650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2019年7月17日 16時