2話 ページ4
ある夜、私は喉が渇いたので水を飲もうと台所へ向かった。
するとそこに焦凍が少し開いた襖を覗き込んでいた。
冷「お母さん…、私へんなの…。もうだめ。子供達が日に日にあの人に似てくる…。焦凍の、あの子の左側がとても醜く思える様になってしまうの…。
私もうそだてられない…！そだてちゃダメなの！」
焦凍はおもわず声をかけてしまった。
焦凍「お、母さん？」
冷「っ！！」
母が、焦凍の左側の顔に熱湯を浴びせた。
焦凍「ッッッ！！あああああっ！！！」
A「焦凍！！！」
私は駆け寄った。その時の母の目が私達を化け物でも見た様に怯えて、嫌悪し、本当に醜く見ている様だった。
ーーーーーーーー
エ「全く。大事な時だというのに。」
焦凍「…お母さんは？」
エ「ん、ああ。お前に危害を加えたので病院に入れた。」
焦凍「お前の所為だ…！」
エ「？」
焦凍「お前が…お母さんを…！」
激しい怒りと憎しみの目つきを向ける焦凍。
父が去った後。
A「焦凍…。」
焦凍「近づくなっ！」
A「っ！」
焦凍「同じ双子なのに、なんで僕だけ！なんでお前だけ！あっち行けよ！！」
A「…焦、凍。」
その言葉に、私は何も言えなかった。
思い返してみれば、私は双子なのに何もしてあげられなかった。助けられなかった。
自分の無力さに心底思い知らされた。
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舞(プロフ) - ありがとうございます。修正しました！ (2020年1月6日 14時) (
レス) id: cbd5b1c587 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗MOON - すみません。34話の乱歩さんの“見にまとう”って“身に纏う”ですよね？続編更新、頑張ってください！ (2020年1月6日 14時) (レス) id: 16ea3c763e (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 舞さん» ゲゲゲの鬼太郎の霊感少女もお待ちしています、万が一に首を長くして待っています、鬼太郎の更新をお待ちしてます。 (2019年11月16日 16時) (レス) id: dd5aa67050 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 与謝野さん、どうかエンデヴァ―をぶん殴って結構です。ハイエンドでエンデヴァーが重傷を負った際に解体してあげてほしいです(*^▽^*) (2019年6月30日 15時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - あのあの、たまに名前が雪になってるんですけどなんでですかね？あと、えと更新頑張ってください！ (2019年6月24日 23時) (レス) id: 0068c3a571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞 | 作成日時：2019年5月24日 0時
