【男主】もう一人の六年生は任務中 玖【忍たま】

大切なモノ 三段 ページ18

side 諸泉尊奈門

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雑渡「この事態、タソガレドキに任せていただきたい。」


文次郎「なんだと！？」


留三郎「どういうつもりだ！」


伝蔵「二人共やめなさい。………Aを連れ戻せる絶対の自信があるとでも？」



















これから皆で協力して

Aくんを連れ戻すと、

意見が一致した矢先の発言。




組頭はいったい何を考えているんだ…？




確かに、Aくんの死を

偽装に仕立て上げたのは我々だ。




嘘はいつかバレる…









その責任を感じての発言なら

文句は無いのだが…



















雑渡「彼を連れ戻す事は約束しよう。だが時間はかかる。」


与四郎「Aは毒を盛られてる。そんな時間かけてられねぇーぞ！ 手分けするなら複数の方が絶対にいい！」


雑渡「なら君が来ればいい」




全員「「「え」」」



















一気に辺りが静まる。



組頭が、合同を許した…？

彼は確か、風魔流忍術学校の生徒。



















文次郎「何勝手なこと言ってやがる！」


留三郎「そうだ！ Aは忍術学園の生徒だ！」


久々知「俺達もA先輩の所へ行かせて下さい！」


竹谷「足手まといにはなりません！」


尾浜「ここは五年生全員で行くっきゃないな！」


鉢屋「さっさと問題児を連れ戻すぞ(((」


彦四郎「鉢屋先輩、それは言い過ぎです…」


庄左ヱ門「まあ、間違ってないですけど…(((」



















風魔の生徒に続いて

忍術学園の生徒が声を上げた。





が、組頭は許さなかった。



















雑渡「君たちは駄目だ。忍術学園の生徒は誰一人として同行させない。」







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