story＊102 ページ7
＊中間side＊
あれから30分。
照史の愛車であるベンツに揺られて、やっとこさ王宮に着いた。
いつの間にかもう9時で、10時からの朝の朝廷会議までに王様とお話させて頂かなって、大急ぎで車から降りる。
中｢�陲舛磴鵝⊂隼法�行くで。｣
�陝楸�｢おんっ。｣
照史の車は、取り敢えずロータリーの端に停めたから【騎士団長の車。触るな。】ってメモをフロントガラスに貼り付けて放置。
…それで平気なのかは謎やけど、時間が無いからしゃーない。
ロビーを早歩きで抜けてエレベーターに乗り込み、運良くノンストップで8階まで。
一番奥にある大きな扉まで長い廊下を進んでお部屋の前に着くと、流星ものんちゃんも居らんから、仕方なくメイドの子に取り次ぎを頼んだら…
めっちゃ直ぐに出てきたのんちゃんが驚いたように俺たちを見て、部屋に戻っていって…また割とすぐにこっちに戻ってきたと思ったら、"どうぞ "って扉を開けてお辞儀した。
中｢ん、ありがとう。…失礼します。｣
�陝楸�｢失礼します。｣
ありがたく中へと入って、持ってきた書類をリュックの中から出して準備しながら、2人と一緒に王様の御前へと向かった。
横｢それで…中間、今日は何の用で来たんや？｣
中｢はい、実は…急ぎ王様にご報告すべきことがありまして。
…能力者、能力覚醒薬、そして陽葵王女様にも関わりのあるお話です。｣
横｢そうか…分かった。なら丁度ええな。
…今ここに、その"関わり"を持つ者達が集結してんのやから。｣
中｢…えっ？｣
王様のそのお言葉に、リュックを床に置きながら周りを見回すと…
流星やのんちゃんは勿論のこと、しげと神ちゃんと王女様まで部屋の中に居って…確かに集結してる。
横｢中間、話を。｣
中｢あっ、はい。王様。｣
この場の全員の視線が俺に集まってるのを感じつつ…朝廷会議の開始時刻まで時間もないし、一瞬見えた王女様の顔色の悪さ。
あれは確実に体調がお悪いんやな…だったら長話してる場合ちゃうわ。
…とか、色々考えを巡らせて、手短に分かりやすく【能力消滅薬】についてご説明しようと、隣に立つ�陲舛磴鵑抜蕕鮓�合わせて頷き合った。
中｢…昨日、能力研究所にて、ある物質が発見されました。それは…｣
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和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもコメントして頂き、ありがとうございます(^^)これから益々物語が展開していきますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです！これからもこの作品を宜しくお願い致します(^^) (2020年2月14日 23時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！イースト帝国の闇は深いですね！ ウエスト王国もイーストに侵略されれば同じような状況になるのは、明白だから今後ウエスト側がどう動くか気になります！ (2020年2月13日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします(^^) (2020年1月9日 18時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 更新を楽しみにしております。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - すごく面白いです。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年12月28日 17時
