story＊144 ページ49
中｢朝廷会議って…こんなに人多かったっけ。｣
桐｢いや、こんなん稀やな。地方の長官までおるし…どうやって呼び付けたんやろね、王様。｣
重｢ちょっ、淳太もっと前やろ。ここ武官職者エリア。｣
中｢あ、そーやん。�陲舛磴鵝△海辰繊�｣
俺達は一応下級官僚やから、護衛官のかみしげと騎士団長の照史に別れを告げ…
人混みに飲まれかけてる�陲舛磴鵑力咾魄�いて、官僚のエリアへ向かう。
中｢うおっ、龍太隣やった。｣
室｢いや、俺医官。2人と同じ下級官僚。｣
中｢あ、そっか。｣
じゃあ、最初から龍太に付いて行けばよかったやん…とか思ってたら、流星の " 王様が入られます。どうかご静粛に。" っていう声が聞こえて、ｷﾞｭｯと口を結んだ。
…ｷﾞｨｨｯと重たい扉が開く音が大広間内に響き、レッドカーペットの真ん中を王様がゆっくりと歩いて来られる。
その後ろを並んで歩く流星とのんちゃんも今日は会議の出席者なのか、王様が玉座に向かわれるのを確認してから、武官職者のエリアの一番前に立った。
横｢会議を始める。議題は…昨日の、EAST帝との会談の件。まず結論から言うと、話し合いは決裂した。…いや、決裂させたという方が正しいか。
EAST帝国の皇帝には…人を大事にする気持ちも、人を人やと思う当たり前の心さえも無い。
陽葵王女を渡せば王女自身が傷付くだけでなく、能力者へと変えられる何も知らないEAST人も、その者達を使った戦争によって死ぬ他国の民達も…大勢の人々が苦しむ事になるのは明らかや。良い事なんて何も無い。
…せやから俺は、皇帝にハッキリと伝えた。EAST帝国に王女を差し出す事など、絶対にあり得へんと。｣
中｢…え、、｣
流星から"EASTの皇帝に返事をしに行く"とは聞いてたものの、まさか王様があの皇帝相手にそんなド直球なお返事をなさるとは思ってへんくて、思わず小さく声を漏らして目を見張る。
…ただでさえ消滅薬の開発にはタイムリミットがあるのに、皇帝に強く出て怒らせでもしたら、さらにタイマーを進めてまう事になる。
EASTが我がWEST王国に攻め入り王女様を奪取しようとするまでに、薬の完成が間に合わんかもしれへん。
…そう思って、俺は一歩前へと足を踏み出し、" 王様！" と声を上げながら利き手を挙手した。
横｢…お、中間所長。どうした？｣
中｢私、中間淳太…王様に申し上げたい事がございます。｣
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和音(プロフ) - 祐莉さん» いつもコメントして頂き、ありがとうございます(^^)これから益々物語が展開していきますので、是非楽しみにして頂けたら嬉しいです！これからもこの作品を宜しくお願い致します(^^) (2020年2月14日 23時) (
レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！イースト帝国の闇は深いですね！ ウエスト王国もイーストに侵略されれば同じような状況になるのは、明白だから今後ウエスト側がどう動くか気になります！ (2020年2月13日 15時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
和音(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けると、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします(^^) (2020年1月9日 18時) (レス) id: eff15bf988 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 更新を楽しみにしております。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - すごく面白いです。 (2020年1月9日 1時) (レス) id: c08660417e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音
| 作成日時：2019年12月28日 17時
